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わずか15分、短時間で水出しコーヒーを抽出できる最新器具『COLD BREW COFFEE MAKER』レビュー

水出しコーヒーをたった15分で抽出、おもしろい。

フィルターボトルやコーヒーパックを使うと6~8時間ほどで抽出できる水出しコーヒー。ドリップ式のものでも4時間ほどが最短だろうか。そんななか、今回いただいた『COLD BREW COFFEE MAKER』は15分で抽出できるとのこと、、!

もう夏も終わろうとしているが、手軽に飲める水出しコーヒー器具として面白かったので紹介していきたい。ちなみに記事執筆時点だと Makuake にて先行販売中なので、早割をゲットするためにもぜひチェックしてみてほしい。

COLD BREW COFFEE MAKER – Makuake

Contents

手軽に水出しコーヒーを作れる『COLD BREW COFFEE MAKER』

こちらがフジテレビの生活情報番組「ノンストップ!」で特集されていた『COLD BREW COFFEE MAKER』。想像より大きい印象を受けたが、持ち手や底面にはゴム素材が備わっているからそのサイズ感による扱いにくさはなかった。

抽出の仕組みを簡単に言うと、サーバー内で加圧と減圧を行い「氷のスペース→コーヒー粉のスペース→サーバー」の3つのエリアを水が行き来する (↓) ことで、コーヒーの成分を引き出しつつ氷によりコーヒーの温度を低く保っている。

価格は13,800円 (税込) と予想よりかなり良心的。Makuake だとさらに2,000円ほど安く購入できるので、価格で迷うことはないだろう。そうそう、充電は今主流の USB-Type C なので Mac の充電ケーブルを使いまわすことも可能だ。

COLD BREW COFFEE MAKER

⚪︎サイズ:高さ 280 × 直径100 (mm)
⚪︎重量:約970g
⚪︎サーバーの素材:強化ガラス
⚪︎稼働時間:2~3時間(満充電時)
⚪︎容量:最大600ml、最低400ml
⚪︎電源:USB充電式(Type-C)

実際に水出しコーヒーを淹れてみる

そもそも水出しコーヒーとは、低温でじっくり成分を引き出す分、澄んだ色味と雑味のないまろやかな味わいが特徴的なコーヒーのこと。酸化しにくく、長時間保存できるので冷蔵庫でたっぷり保存しておくのにも向いている。

今回もたっぷり600ml抽出したいところだが、8月も終盤で少し肌寒い夜にはホットコーヒーを飲むようになったため400mlだけ抽出しよう。ちなみに 1:15 の比率で粉と水をセットすると良いらしい。

STEP
コーヒー粉をセットする

まずはコーヒーカップに粉を入れる。このとき粉の挽き目が細かすぎると微粉も多く抽出されてしまうので、中挽きくらいがちょうど良い。入れたら氷カップに回し付けよう。

今回は400ml抽出したいので、コーヒー粉27gを入れた。ただし個人的には少し濃かったので、普段は25g使うようにしてる。

STEP
氷を入れる

次に氷カップの2/3を目安に氷を入れる。氷は冷蔵庫に備わってる製氷機で作られたものでも良いけど、できれば溶けにくいロックアイスがおすすめ。溶けやすい氷だと、30分抽出の場合コーヒーがやや緩く感じた。

氷カップをコーヒーカップに取り付ける。氷カップの下にフィルターが付いてるのだが、外れやすいのでコーヒーカップをすかさず下にセットしよう。

STEP
本体にセットする

タッチパネルが備わった本体にコーヒーカップと氷カップをセットする。

STEP
ガラスサーバーに水を注ぐ

ガラスサーバーには400mlと600mlの位置に目盛りがあるので、今回は400mlの位置まで水を注ぐ。

STEP
本体をガラスサーバーにセットする

本体をガラスサーバーにセットする。本体上部にはパッキンが付いてるので、そこまでしっかりと押し込む。

STEP
電源をONにして抽出時間を設定する

タッチパネルの電源ボタンを2回連続でタッチしてONにし、抽出時間を設定する。デフォルトだと15・30・45分から選択でき、カスタムボタンを長押しすると1~99分の中から瞬時に抽出時間をセットできる

初めて使ったとき99分で設定すると、コーヒーは微粉で濁り、飲むにはあまり向いてない状態になってしまった。おすすめは15~30分。クリアな味わいが好きな人は15分くらいが良いだろう。

使ってみて感じた良い点・気になる点

  • 15分でもしっかり濃い味に仕上がる
  • 好みの味わいを抽出時間で調整しやすい
  • バッテリー残量の表示や完成音が鳴ってほしい

15分でもしっかり濃い味に仕上がる

15分で抽出したコーヒーの味は、濁り感のある見た目からも分かるようにしっかり濃い味になっていた。苦味やえぐみが抑えられた水出し特有のまろやかな味が美味しい。個人的にはもう少しフルーティな香りがほしかった (好みの問題) 。

抽出中には氷カップにも水が通るため、抽出後のコーヒーはしっかり冷えていた。ただし溶けにくいロックアイスを使っても15分の抽出中に全て溶けてたので、30分、45分と抽出時間を長くするほどに冷え感はなくなるようだ。

抽出時間で好みの味わいを調整しやすい

15分で淹れると粉と水が接する時間が短い分、成分の抽出が抑えられスッキリした味わいに。公式だと45分は濃いめと表記されてたが、個人的には30分が濃いコーヒーとして楽しめた。

30分以上に設定すると微粉の量が一気に増えたので、挽き目を少し粗めに調整したり、金属刃のグラインダーを使うなどして微粉を抑えるよう対策してみてほしい。個人的には15分で時短抽出し、スッキリ目に飲むのが好きだった。

バッテリー残量の表示や完成音が鳴ってほしい

残り6分で完成を示す画面
充電は USB-Type C

残念だったのは、バッテリー残量が表示されないこと。稼働時間が2~3時間とかなり短く、15分の設定だと8~12回程度。45分で抽出する人にとってはバッテリーの持ちは余計短く感じるだろう。抽出中に電源がOFFになるのは避けたい。

完成まで残り何分かは常に表示されているものの、コーヒーの抽出が終わったときに完成音的なものが鳴ってくれると嬉しかった。抽出中に他のことをしてると起動音が鳴り止んだことに気づかず、数十分ほど放置してしまうことがあった。

まとめ

こんな感じで『COLD BREW COFFEE MAKER』を紹介してみた。熱々のコーヒーを氷で冷やす急冷式アイスコーヒーの魅力は、冷たいコーヒーを飲みたいと思ったときにすぐ飲めることだったが、それと似た感覚で水出しを飲めるのがすごい。

ただ圧力によってコーヒー粉に勢いよく水を通すので、金属フィルターでドリップしたときよりも微粉が多い印象を受けた。その点でだけは予め伝えておきたい。気になる人は Makuake にてぜひチェックしてみて欲しい。

COLD BREW COFFEE MAKER – Makuake

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