ミル掃除は面倒。だから良いモノを使ってテンションをあげよう!
これまでこだわりのなかったミルブラシ。ミル掃除の頻度も高くないので、今後も毛先遊びまくりの Karita 製ブラシを使う予定だった。ところが先日、Plusmotion+ から登場したブラシを頂いたので使ってみると、その快適な使い心地に驚いた。
外観の高級感にも負けず劣らずだ。実際に2週間ほど使ってみたので (毛先は若干汚れてしまったものの) 感想をお届けしよう。
白檀の木目が美しい。Plusmotion+ の『メンテナンス用多機能ミルブラシ』
こちらが今回紹介したい『メンテナンス用多機能ミルブラシ』。Plusmotion+ といえば 1Zpresso のハンドグラインダーを思い浮かべる人も多いかもしれない。中でも最高峰の「JPpro」は、僕も愛用する大好きなコーヒーミルだ。
このブラシを見た瞬間にまず惹かれたのが木材部分。まるで高級家具のような素材感は、白檀 (びゃくだん) によるもの。単調になりがちなブラシデザインの枠を大きく超えた気がした。
外観レビュー。計算された持ち心地もすごくいい
Plusmotion+ のブラシの特徴は、その高級感だ。まず毛先の触り心地がすごく気持ち良い。とりわけ細い毛の方、モフモフ感がたまらない!コシもある太い毛は静電気が発生しにくく、刃先の溝に詰まった粉をしっかり取り除ける印象だ。
極め付けは持ち心地だろう。艶のある白檀を使用したブラシの中央は凹んでるため、上下どちらの毛で掃除するときもブラシを長く持てる。毛の長さは他に比べやや短めだが、奥の方に付着したコーヒー粉も容易に取り除くことができた。
ちなみに付属品として専用ケースも付いてくる。ただしプラスチッキーでチープ感がやや否めないのは残念だった (無いよりかはマシ!)。
白い毛でガシガシと、細かい箇所は黒い毛で絡めとる
さて、ここからは実際に僕がどのように使ってるのか。ざっくり言うと、グラインダーの大部分は白くて硬い毛。内刃や外刃などの微粉が付着しやすい箇所はふわふわの黒い毛で取り除くようにしてる。
具体的には、粉受けに溜まる粉をまず太い毛でガシガシと掃き、残った粉を細い毛で絡めとる。そして週に1度、ミルを分解して全パーツを掃除するときは白い毛で全パーツを適当に掃いた後、細い毛で仕上げのひと掃き。
また余談だが、1Zpresso のハンドグラインダーに付属していたブラシ──こちらも Plusmotion+ とほぼ同じ仕様の毛が備わっていたけれど、毛量が少ないのでガシガシ掃くには不向きだった。
まとめ
こんな感じで Plusmotion+ の『メンテナンス用多機能ミルブラシ』を紹介してみた。価格は3,300円。コーヒーに負けず劣らずインテリア好きの僕にとっては、やはり白檀 (びゃくだん) の素材感がお気に入りだ。持った感じのチープ感がまるでない。
毛が長い Karita のブラシほどガシガシ掃けなかったものの、ふわふわの毛先の方が使用頻度は高いし、硬い毛も今のところ不満なく使えてる。これは本当に良いブラシだと思う。週に一度のメンテナンス、かなり楽しみになりました。