【インタビュー】モノトーンで統一。蔵前にある『WESTSIDE COFFEE』が愛用するコーヒープロダクトは?

モノトーンで統一されるお店のコーヒープロダクトは、果たして。

「他の人はどんなコーヒープロダクトを愛用してるのか」という好奇心から生まれたこの企画。コーヒー文化が浸透し、コーヒー器具やウェアも多様性に満ちてる今、スタンドのオーナーは何を選ぶのか。自宅でも使えるものに絞ってご紹介していこう。

今回取材したのは『WESTSIDE COFFEE』。2020年に東京は蔵前にオープンし、スペシャルティコーヒーを丁寧に焙煎するお店だ。オーナーの西方さんとは仕事で交流があることもあり、ざっくばらんにお話を伺ってきた。

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Contents

WESTSIDE COFFEE が愛用するコーヒープロダクト5つ

  • BonaVITA – グースネック電子ケトル
  • ORIGAMI Dripper Air
  • KINTO – コーヒーサーバー 2cups
  • HARIO – V60 コーヒースケール
  • KINTO – SCHALE ガラスケース

BonaVITA – グースネック電気ケトル

── ではまず、ケトルから伺っていきたいです!

西方さん:これは BonaVITA (ボナヴィータ) 社の電子ケトルです。お湯のコントロールのしやすさを考えると、容量は少ない方が軽くて良いのですが、お店のオペレーションも考慮した結果この1Lサイズを選びました。

── 機能的な面ではどうですか?

西方さん:1度単位で温度調節ができるのはやはり便利ですね。保温もできますし。あと電子ケトルの中では珍しく、BonaVITA には電源ベースのカバーが付属してるんです。水がかかっても大丈夫、という安心感があります。

ORIGAMI Dripper Air

── それは ORIGAMI ドリッパー、”Air” の方ですか?

西方さん:はい。今年に入ってドリッパーを『ORIGAMI Dripper Air』に替えました。ORIGAMI は以前から気になってたのですが、陶磁器製だとお店では扱いにくそうで…。そんな中で樹脂製モデルが出たと聞いて、試しに使ってみたんです。

── どうでしたか?

西方さん:AS樹脂の素材は軽いし、それでいて割れにくいので扱いやすさが申し分なし、最高でした。洗うときも変な気を遣わなくて済みます。また専用の樹脂ホルダーを付けると、ドリッパーを安定して置けるのでおすすめです。

── 僕は木製の専用ホルダーを使ってるので樹脂は羨ましい、、。ORIGAMI に替えて味わいに違いは?

西方さん:スタッフ全員、これまでより ORIGAMI の方が美味しいと言ってました。WESTSIDE COFFEE では、「フレーバーが出て、かつクリーンカップ (=味がクリアでざらつきがないコーヒー)」を目指してます。その観点だと ORIGAMI の方が適してました。

── なるほど。ORIGAMIドリッパーは円錐型とウェーブ型、両方のペーパーフィルター使えると思うのですが、西方さんは後者なんですね。

西方さん:ウェーブ型だとペーパーと ORIGAMIドリッパーの接点が増えるので、お湯の抜けが遅くなります。実際、Karitaドリッパーより抽出は遅いです。そして円錐型のペーパーより美味しく感じたんですよ。味わいはクリア、だけどフレーバーをしっかり感じられます。

── Karitaドリッパーより抽出が遅くなるんですね!それは意外でした。

西方さん:ただし粉の面積が広くなり、コーヒー粉の層が薄くなるのでお湯を勢いよく注ぐと味が薄まるリスクがあります。注ぎの技術は求められますね。

ちなみに、円錐型のペーパーを使うと Karita に近い味わいになりますよ。コーヒー粉の層が厚く、お湯が通り抜けるまで時間がかかるので。

KINTO – コーヒーサーバー 2cups

── そのサーバー、すごく可愛いです、、!

西方さん:モノ選びの基本は、やはりデザインです!(笑)。この KINTO のサーバーはたしか 300ml ほどしか入らないので容量は少ないですね。2カップが限度かな。それでも注いだときに液垂れがしないので使いやすいです。

── KINTO には使い勝手の良いプロダクトが多いですよね。サーバーはこれに落ち着きましたか?

西方さん:基本的には。ただし惹かれてるサーバーもありまして。CAFEC (カフェック) のトライタン製のサーバーです。哺乳瓶と同じ素材らしく、割れにくいのにやはり惹かれますね。KINTO はガラスという素材柄、割れることもあるので。

HARIO – V60 ドリップスケール

── コーヒースケールは HARIO (ハリオ) ですね?

西方さん:定番・信頼の HARIO をオープンからずっと使ってます。Amazon で3,000円だったのにも惹かれましたが (笑) 。今だと TIMEMORE のスケールも良いと思うのですが、当時はまだなかったか、あったとしても知らなかったので。

── 使ってみてどうですか?

西方さん:重さを表示するまでのタイムラグはなくもないですが、自分でコントロールできる範囲なので気になってません。あと、オープンから1度も壊れていない “タフさ” は大きな魅力かもしれません。

── お湯がかかっても問題ないですか?

西方さん:今のところ大丈夫です。あとこれは電池式ですが、3ヶ月に1度交換するかどうかなのでこれも気にはなりません。ご家庭だとより長く持ちますよね。もし充電式がよければ、価格は上がりますがプレートがステンレス素材のものもありますし。

── TIMEMORE はお湯がかかると表示が乱れることがありました。さすが、信頼の HARIO ですね!

KINTO – SCHALE ガラスケース

── このキャニスターを選んだ理由は?

西方さん:これも完全に見た目です (笑) 。密閉できないので品質管理の観点からはやや不十分ではあるのですが、お店だとコーヒー豆の入れ替わりも早いですし、問題なく使えてます。

── お店でよく売られてる 200g のコーヒー豆も入りそうですね。

西方さん:そうですね。コーヒースタンドだと使ってるお店は多いと思います。これ、実は色々なサイズがあって、小物入れとしても使えるんです。それに水性のマーカーで豆の産地を書いておくと、複数の豆を管理する上で便利です。

── 僕は付箋を貼って産地を管理してるので、マーカーは見た目的にも、手間の面でも良さそうですね。試します!

まとめ

いかがだったろうか。コーヒープロダクトは、やはりインテリアの側面が強いのだと再認識した取材となった。西方さんはモノトーンカラーが好きなこともあり、店内のカウンターやチェア、ORIGAMIドリッパーに至るまでグレーで統一されている。

2020年頃から新しいコーヒー器具が次々と発表され、しかもどれも魅力的なので自分にはどれが合ってるのか、選ぶのは本当に悩ましい。そこで、選ぶ基準に “統一感” というキーワードを与えてみるのはどうだろか。自分にあったものが自然と見えてくるはずだ。

それはそうと、WESTSIDE COFFEE のエチオピア産浅煎りコーヒーはとても果実感があって美味なので、立ち寄れる人はぜひ飲んでみてほしい。

WESTSIDE DOFFEE 公式サイトはこちら

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