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蓋をひねると真空に。FELLOW の『アトモス真空キャニスター』レビュー

蓋をひねると真空になる高機能キャニスター。

コーヒー豆の鮮度を長い間保つために必要なキャニスターは、光や熱、湿度、あと酸素をなるべくカットできるものが好ましい。そう書かれた本を読み、2年前ほど前に購入したのが FELLOW (フェロー) の『アトモス真空キャニスター』だ。

アトモスは湿気も抜き取ってくれる優れものだけど、僕は並行輸入品を購入したのでミニマルサイズなのに9,000円も払った。しかし今は、Kigu Coffee が正規代理店としてその半額で販売してくれてるので、胸を張って紹介していこう。

FELLOW | アトモス真空キャニスター – Kigu Coffee 公式サイト

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賞味期限を50%のばす。FELLOW (フェロー) の『アトモス真空キャニスター』

こちらが今回紹介したい FELLOW の『Atmos Vacuum Canister (アトモス真空キャニスター)』。FELLOW プロダクトといえば電気ケトルが特に有名な気もするけど、キャニスターだって世界的に見たら相当有名だろう。

一番の特徴は「蓋を数回ひねって回すだけで中を真空にできる」こと。ジャム瓶の蓋が最初は固いように、真空にすると蓋は動かなくなる。また Atmos は湿度も削減し、FELLOW 曰く賞味期限が50%延びるそうだ。10日で賞味期限を迎える豆は15日に延長。そう考えるとすごい。

蓋を開けるためには、中央にあるボタンをワンプッシュ。するとシュー!と鳴り、空気がキャニスター内に入っていく。ちなみに蓋を7~10回ほどひねると小さな窪みからグリーンマークが現れる。これが真空の合図だ。

FELLOW / アトモス真空キャニスターの外観レビュー

個人底に惹かれるのがこのマットな質感。日本の家具や雑貨店で見かけるキャニスターの多くは、比較的安価な木材やガラス素材のものが多い。一方で Atmos はざらっとした高級感のある触り心地で、ガジェット感も強い。

蓋を開けると裏面には無数の穴が。これは掃除機のフィルターのような役割を果たしてるそうで、空気を吸う際にキャニスター内部にある埃などがフタの内部へ吸われてしまい、詰まって機能不全になることを防いでくれてるそうだ。

一応縁にはゴムパッキンも備わってるので、空気を抜き忘れても外から外から空気が入ってくる量は少ないはず (僕はよく抜き忘れるのでその効果に期待) 。

余談だが、以前『中身が溢れにくいタンブラー。 FELLOW の「Carter Move Mug」』でも紹介した同ブランドのタンブラーと、触り心地は全く同じように感じる。これだから FELLOW 製品はセットアップで揃えたくなる。

おすすめサイズは「0.7L」、カラーは「クリアガラス」

サイズは僕が購入した「0.4L」のほかに、「0.7L」と「1.2L」の3つ展開。お店ではコーヒー豆が200gで販売されてることが多いので、個人的には少し余裕を持って0.7Lがおすすめ。100gで購入するという人は0.4Lが適している。

ただ100gなら2週間ほどで消費できると思うし、購入する豆の袋がジップロック式だとキャニスターに移動せず使った方が保存面では良いと思う。なのでコーヒー豆用に購入するなら0.7Lが使い勝手の面で最適なはず。

▼浅煎りコーヒー豆での参考容量値 (深煎りだと容量は減る)
0.4L : 170g / 0.7L : 280g / 1.2L : 450g

Kigu Coffee 公式サイト

カラーは「ホワイト」と「ブラック」のほかに、600円ほど安い「クリアガラス」の3色。コーヒー豆は酸素や湿気のほかに、熱や光にも弱いので、保存力を考えると白と黒が良さそうだ。ただ中の減りが見えず、気づくと豆がない!となることも。

熱や光については、影になる場所で保存しておくと気にする必要はあまりないと思うので、個人的に今欲しいのは中が見えるクリアガラスの0.7L!僕はいつも200gのコーヒー豆を購入するので、0.4Lを購入したのは完全にミスだった…。

価格はホワイトとブラックが同じで、税込4,565円 (0.4L)〜5,665円 (1.2L)。クリアガラスは税込3,795円 (0.4L)〜4,895円 (1.2L) となっている。正規価格とはいえやはり高く感じるので、少し良心的になったキャニスターも紹介しておこう。

Prepara (プレパラ) のキャニスターも捨てがたい

機能性は Atmos に劣るものの、しっかり容量が入る Prepara (プレパラ) の『EVAK』キャニスター (Mサイズ) も愛用中だ。価格も約4,000円と Atmos より若干安くて使い勝手も良いので、併せて検討してみてほしい。気に入ってる理由は3つ。

  • 携帯性に優れた蓋によりキッチンへの持ち運びが容易
  • 中のコーヒー豆がどれくらい残ってるかが一目でわかる
  • 2週間程度だとAtmos の保存力との差を感じにくい

まず外観的な理由を挙げると、大きな持ち手はまるでトートバッグのように持ち運べる点が使いやすく、コーヒー豆の減り具合も分かるので飲み切る前に買い足すことができるから (FELLOW のクリアガラスを選んだ場合は別) 。

真空にはできないものの、蓋を押し下げるだけで中の空気を外へ流すことができる。そのため2週間程度の保存期間だと、Atmos との差を感じにくいのもお気に入りの理由だ。

まとめ

こんな感じで FELLOW の『アトモス真空キャニスター』をレビューしてみた。最後に Prepara をおすすめしたが、個人的に今一番おすすめのキャニスターは前述の通り Atmos のクリアガラス色 (0.7L) のキャニスターだ。

中が見えるから豆を買い足すのを忘れにくいし、価格も Prepara と同じ4,290円 (税込) 。それでいて真空にできるので、Prepara の上位互換的なキャニスターだと思ってる。最初から0.7Lのクリアガラス Atmos を買えばよかった…。

FELLOW | アトモス真空キャニスター – Kigu Coffee 公式サイト

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