【レビュー】Varia のコーヒーグラインダーがついに日本上陸!ちょうどいいサイズ感、エスプレッソにも最適かも。

このサイズ感のグラインダーが欲しかった。

「120段階の挽き目調節」に「HRC58の硬度を誇る金属刃」。Varia のグラインダーはスペックも高いが、2人暮らしのわが家にジャストサイズなのが一番嬉しい (まだ持ってなかったこのサイズ帯は好みのデザインが少なく、永久欠番となっていた)。

容量が26~28gと、豆の煎り具合にもよるけど3~400ml (2杯分) を淹れるにはもってこいだ。実際に使ってみると全ての挽き目で品質が高く、とくに極細挽きが逸脱。エスプレッソを淹れる人にも魅力的なミルだろう

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アウトドアにも向いてる『Varia Hand Grinder』レビュー

こちらが最近日本に上陸した『Varia Hand Grinder』。Varia は香港を拠点にするコーヒー器具ブランド。ニュージーランド出身で創業者の Ramsey 氏が、オーストラリアで長年培った経験をもとにスタートしたそう。

価格は18,700円 (税込) とやや勇気のいる価格帯だが、2万円以下でこの機能性はコスパ高め。490gある重量は少しずっしりくるけれど、本体が重い分ハンドルはかなり軽量化されている。挽いてる時になんら問題はなし。

Varia Hand Grinder
⚪︎容量:26g – 28g
⚪︎重量:490g
⚪︎サイズ:本体(高さ150mm、直径50mm、取手170mm)、ケース(高さ60mm、横230mm、奥行170mm)
⚪︎素材:アルミニウム合金(本体、ハンドル)、ステンレススチール(刃)、ウッド(取手部)

さっそく開封していく!

  • 収納ケース
  • ハンドグラインダー
  • ミルブラシ
  • 説明書

さっそく開封していくわけだが、中身はアウトドアでも活躍する中身となっていた。ラインナップは上記の4点。特によかったのが収納ケースだ。

コーヒー器具のケースは硬めのファブリック素材が主流だと思い込んでいたが、Varia は化学繊維感のあるサラッとした触り心地。雨を想定して水滴を垂らしてみると、撥水性はないものの防水性は若干ありそう (ファスナー部分を除く)。

またメッシュ素材の内ポケットには、コーヒー豆をパッケージごと入れてみたり、アウトドアでは定番の組み立て式ドリッパーも追加で収納できる。

外観レビュー。持ち心地はどう?

質感はほんのりマットな触り心地。傷つきやすい気もするので、やっぱり収納ケースは嬉しい。凹凸感のある Varia のロゴ部分は、滑り止め効果も若干期待できる。また本体が細すぎないので、豆をわりと勢いよく入れられるのも嬉しい

持ち心地は、最高。少なくとも僕の手にはジャストサイズだし、成人女性が握ってもなんら違和感はなさそう。

ただし気になるのは粉受けの装着感。これまで色々と手挽きミルを試してきたが、その中でも装着しづらい方。また挽いている時は粉受けが徐々に緩んでくることがあるので、勢いよくカチッ!と鳴るくらい締めよう。

120段階の挽き目調節と、HRC58の金属刃

  • 120段階の挽き目調節で、どの淹れ方でも好みの味わいを見つけやすい
  • HRC58の硬度を誇る金属刃により軽く挽けて、粉も均一になりやすい
  • 極細挽きの調節幅が広く、とても細かく挽ける (詳しくは後半で)

前置きが長くなってしまったが、Varia のグラインダーの大きな特徴は上記3つ。エスプレッソ挽きが逸脱な点は後半で紹介するとして、まずは100以上もの挽き目調節と硬度が高い金属刃から。

120段階もの挽き目調節

実際に挽けるのは15~120クリック。デメリットを挙げると逆に悩むわ!という点かもしれないが、この価格帯のミルを検討する人はおそらく本格的なコーヒーライフを送りたい人。なので、好みの挽き目を見つけやすいというメリット一択なはず。

  • 15 – 30クリック : エスプレッソ
  • 25 – 50クリック : マキネッタ (モカポット)
  • 60 – 90クリック : ハンドドリップ
  • 90 – 110クリック : フレンチプレス
  • 110 – 120クリック : 水出し (コールドブリュー)

ちなみに各淹れ方で目安となる挽き目はこんな感じ。調節ネジの一周が24クリックなので、ドリップだと3周くらい。5周回すとちょうど120クリックとなる。僕はちょうど3周半の84クリックでドリップすることが多い。

あと少し細かいが、クリック感はやや固めで指先に振動が伝わりやすい。クリック数が多いだけあって、もう少しソフトな感触だと嬉しかった。

HRC58 の硬度を誇る金属刃

気になるのは HRC58 とは?という点だろう。調べたものの、的確に解説できるほど理解できなかったので、端的に──平均よりは硬いことは確か!触った感じも 1Zpresso に採用されてるものに比べ鋭く、切れ味抜群といった印象

そして Varia に限った話ではないが、金属刃は ①粉が均一になりやすく ②軽く挽きやすい。実際挽き心地はやはり軽い (粉の均一性はこの後レビュー)。何より挽く音があまり反響せず、シャリシャリと鳴る感じ、個人的にはすごく好き。

左:TIMEMORE 右:Varia
左:TIMEMORE 右:Varia

これは余談だが、TIMEMORE のグラインダーに採用されてる金属刃とすごく似ていた。やや切り込み具合が異なるものの、重さや質感も体感だとほぼ同じだ。

実際にあれこれ挽き比べてみる

コーヒー粉の良し悪しを決めるのは、”均一かどうか”。サイズ感にばらつきがあると、細かい粉からは雑味など嫌な成分まで抽出されてしまい、逆に大きい粉からは成分が抽出されない。結果、同じレシピで淹れても味が安定しなくなる。

各クリック数で挽いた粉の均一度はこんな感じ

120 クリック (水出し)
110 クリック (フレンチプレス or 水出し)
90 クリック (フレンチプレス or ドリップ)
75 クリック (ドリップ)
35 クリック (モカポット)
15 クリック (エスプレッソ)

さて、各淹れ方の参考クリック数をもとに挽き比べてみると (数字はクリック数)、全体的にかなり揃っている印象を受けた。粗挽きもちゃんと粗いので、フレンチプレスや水出しも問題なさそう。

驚いたのは極細挽きが圧倒的に細かい点。触ってみると余計その細かさが分かる。これまで僕が試した手挽きミルだと、最も細かく挽いても「上白糖」程度 (極細挽きの細かさによく例えられる)。対して Varia は片栗粉に近い気さえする。

エスプレッソ用 (極細挽き) で他のミルと比較

ということで極細挽きを他のミルと比較してみた。計3つのミルの価格差が1万円以内のものに絞って比べる。まず TIMEMORE の NANO (14,500円)、2つ目が 1Zpresso の JX-pro (24,380円)。全て最も細かい挽き目に設定している。

TIMEMORE | NANO
Varia
1Zpresso | JX-pro

どうだろうか。まず NANO と JX-pro は粉の大きさは同じくらいだが、均一性の観点においては JX-pro に軍配が上がる。続いて Varia は写真でも判別できるほど他より細かいので、均一なのかはもはや不明 (顕微鏡買うしかない)。

特筆すべきは極細挽き〜細挽きのクリック幅の広さだ。僕が使う Flair Espresso の手動エスプレッソメーカーは、少し粗めが最適。なので手始めに35クリックで淹れると、細かすぎて圧が上手くかからない。結果落ち着いたのは42クリック。

ついでに挽き心地も軽い!女性でもスイスイと挽けてしまうレベルだ。15クリックで挽くと時間はかかるものの、豆が空回りせずしっかりと挽いてる感触があった。

ドリップ用 (中挽き) でも他のミルと比較

TIMEMORE | NANO
Varia
1Zpresso | JX-pro

ドリップ挽きで比べるとこんな感じ。粉の均一具合は価格に比例しているように見える。ただし気になったのが Varia の微粉量 (見た感じちょっと多い気が?)。微粉は雑味の原因にもなる厄介者だ。

ということで珈琲考具の「パウダーコントロール」という微粉を取り除く器具を使って、各グラインダーの中挽き10gあたりに含まれる微粉量を調べてみた。結果は TIMEMORE が2.3g、Varia が2.4g、JX-pro が1.3g

完璧には各グラインダーの挽き目が揃ってないので誤差もあるが、TIMEMORE とほぼ同じだから問題はなさそうだ。

掃除のための分解と組み立て方法

©️ 2021 Varia Brewing

分解と組み立ての方法は TIMEMORE とほぼ同じ。なので知ってる人は読み飛ばしてもらって大丈夫!ただ説明書は英語表記なので、最後にその方法だけ書いておこう。

分解方法

STEP
ハンドルを抑えたまま、調節ネジを回す

シャフト (棒) が動かないようにハンドルを手で抑え、もう片方の手で調節ネジを粗挽きの方向に回していく。すると中身がゴロンと出てくるので、付属のミルブラシなどで掃除する。

STEP
外刃も外し、付属のミルブラシなどで掃除していく

分解するときに外刃まで外すことはあまりないけど、Varia は外刃の溝的な箇所に粉がたまりやすい。なのでできれば一緒に掃除してあげるのがおすすめ。

組み立て方法 (ワッシャーは常に内側向き!)

STEP
シャフト (棒) を本体の中心に通す

まずはシャフトを本体の中心に上から通す。このときハンドルやベアリング、ワッシャーなどの細かなパーツが別々になってる場合は、写真のように取り付けてから本体に通そう。※ワッシャーの突起が内側を向くように!

STEP
その他のパーツを下からシャフトに通す
ワッシャーは突起がある方を内側に向ける

次に残りのパーツを本体下部からシャフトに通していく。順番は写真を参考に、ワッシャーから通していく (ベアリングもある場合はそれから)。※上下のワッシャー2つとも、突起がある方を内側に向けよう!

STEP
調節ネジを押しながら回して取り付ける

最後に調節ネジを押し付けながら、時計回りにまわしていくと完成!動かなくなるまで締めると、スタート地点合わせ終了。そこから反時計周りにまわし、淹れるコーヒーの種類に合わせて挽き目を調節していく。

まとめ:クーポンコード適用で今なら10%オフ!

こんな感じで『Varia Hand Grinder』をレビューしてみた。1万円台で購入できるミルにしては十分すぎる機能を備えており、付属のケースも外出時には心強い。そしてなにより容量の割にすごいコンパクトに感じる。本当にすごい。

そうそう、Varia のグラインダーは、Kurasu Kyoto が運営する器具サイト「Kigu Coffee」より購入可能。そして今回はオリフィー読者限定の10%オフクーポンを提供してもらった。12月14日までの1ヶ月限定なので、気になった人はチェックしてみよう。

Varia Hand Grinder』が10%割引で買えるクーポンコード:「ORIFFEE_VARIA_KIGU」(2021年12月14日まで)

購入は Kigu Coffee 公式サイトより↑

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