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【レビュー】TIGERの自動サイフォン式コーヒーメーカー『Siphonysta (サイフォニスタ)』を使ってみた![PR]

サイフォン式、唯一無二のコーヒーメーカーが登場!

成分を引き出すための “蒸らし” から、9通りの味わい設定、抽出時間に合わせた湯温変更まで、機能性にとにかくこだわったのが今回紹介したいTIGERの『Siphonysta (サイフォニスタ)』です。

昨年のSCAJで拝見してから約1年ぶりの再会。トースターほどの大きさで、想像よりずっとコンパクトな印象。タイガーの技術力が詰まったコーヒーメーカーをレビューしていきます。

Siphonysta – TIGER 公式サイト

Contents

自動サイフォン式コーヒーメーカー「Siphonysta (サイフォニスタ)」

Siphonystaは普通のサイフォンと違い、天地が逆さま。まずは上シリンダーの水を使い、スチームで下の粉を蒸らし、その後上シリンダーの圧力を下げることでコーヒーが噴き上がります。

最大の特徴は「Dual Temp (デュアルテンプ)」モード抽出前半は80度後半のお湯で成分をじっくり引き出し、後半は80度前半で雑味を抑えた抽出を行います。驚いたことに、抽出開始から完成までとにかく早い (後述)!

シリンダーが透明だから、抽出過程を眺められるのも良かったです。実際に淹れてる様子はインスタ (@oriffee__) のリール動画に近々投稿しますね😌

価格は66,000円 (税込) と高級ライン。ヨドバシやビックカメラといった大手家電量販店でも取り扱いがあるようなので、購入前に一度触ってみるのも良いかも。

サイフォニスタを使ってコーヒーを淹れていく

コーヒー豆はLIGHT UP COFFEEの浅煎りペルー。ペーパーフィルターで淹れると果実感のある桃のフレーバーと甘さが残る、とても美味しい豆です。

抽出は1杯分 (120ml) 。スペシャルティコーヒーのポテンシャルを引き出す「Dual Temp」モードで淹れていきます。

STEP
シリンダーにコーヒー粉と水をセット

まずは下シリンダーにコーヒー粉10gを、上シリンダーには水150mlを目盛りの位置まで注ぎ入れます 。

筒の先から粉が入らないように指先でシャットアウト。

下シリンダーにセットされたフィルターは網目状なので、微粉の抽出を避けるためにも粉は少し粗めに

ただそうすると成分の抽出量が減るので、粉の量を規定より少し増やすと良いと思います。

水を注ぎ入れたら上シリンダーのキャップをしっかり閉めます。隙間があるとコーヒーが噴き出る可能性が。

STEP
本体にシリンダーをセット

上下のシリンダーを黒のジョイントパーツにセット。それを本体にセットし、ロックすると自動で電源がONになります (抽出後にシリンダーを外すと電源がOFFになる) 。

個人的には、先に下シリンダーとジョイントだけを本体にセットして、そこに上シリンダーをセットした方がスムーズに取り付けられました。

STEP
コーヒーの味わいを設定

味わいの設定は、風味3段階 (酸味⇄苦味) 、濃さ3段階の9通りの組み合わせから選択可能。「Dual Tempモード」を加えると合計10通りから選べます

押すというより、凹んだ丸に “触れる” と選択した箇所がオレンジに点灯。今回は「Dual Tempモード」の凹みに触れてから、Startボタンを押します。

STEP
抽出スタート

抽出が始まると内蔵ヒーターにより水が温められ、コーヒー粉がスチームで蒸らされます。

水が下に落ちきってしばらくすると、上シリンダー内が減圧されてコーヒーが噴き上がってきます。

STEP
レバーを引いてコーヒーをカップに落とす

抽出が終わり音が鳴ったら、右側にカップかサーバーを置いて、レバーを手前に引きます。

(レバーを引き続けないといけないのが少しアナログな気もしますが🙄) 1杯分だと8~10秒ほどで落とし切れます。

カップ下のトレーカバーには穴が空いていて、カップを動かした際にコーヒーが垂れても問題なし。

STEP
シリンダーを取り外して片付け

片付けは少し面倒に感じるかも?です。ゴムパッキンなどの細かなパーツが多いので、隙間への着色を防ぐためにも抽出後はすぐ洗うのがおすすめ。

コーヒーの味はどうだった?

浅煎りペルーを淹れた感想は、紙フィルターでドリップするよりエチオピアのフルーティーな香りがまろやかに仕上がる印象を受けました。

サイフォンは香り高いイメージがあったのですが、サイフォニスタは香りが優しく抽出されて、余韻が長く続く感じ。スペシャルティコーヒーの風味をしっかり引き出していると思います。すごく美味しい!

抽出したてのコーヒーは、Dual Tempモードだと飲み頃の温度まで下がっていました。グラスが熱くて持てない、なんてこともなかったです (冬の朝はカイロ代わりにちょうど良い) 。

逆に気になった点はというと、メッシュフィルターを使う上では仕方ないですが、微粉によるざらっとした舌触りが少し残ります

粉を粗くして量を規定よりも増やすか、カップにコーヒーを落としてから30秒ほど待って飲むのが良いと思います。1Zpressoのように微粉が出にくい金属刃のミルがあると尚良しです!

実際にサイフォニスタを使ってみて

ハンドドリップと同じ抽出スピード。早い

電源ボタンを押してから蒸らし開始までわずか25秒。抽出全体は2分54秒で終わりました (1杯分) 。シリンダーはずっと触れていると熱いかな?くらいですが、ダブルウォールなので少し触れるくらいは何のその。

内蔵ヒーターが熱くなって本体に触れられないこともなく、モーター音がうるさいこともなく。子供がいる家庭でも安心して使えそうです。

シンプルな操作感と豊富な味わいパターン

水とコーヒー粉をセットしてボタンを2~3回押すだけで、クオリティの高いコーヒーを抽出できる簡単な操作感の割に、味を10パターンから選べるのはサイフォニスタだけでは?と。

コーヒーの酸味が苦手な方も多いと思いますが、その辺りも設定で抑えられるのはありがたい (実際にペルーで酸味を抑えてみると、たしかに酸味が落ち着いて飲みやすい印象でした◎) 。

食洗機があると楽であろう片付け

上の粉を振り落としたらこんな感じ

食洗機がないわが家で、片付けは面倒に感じる点が2つ。まずは洗剤を使って洗わないといけない点。オイルも抽出するサイフォニスタは、水洗いだけで済ますと乾燥後にシリンダーが曇り、ベタベタに。

あと、フィルターに付いた粉を振ってもスポッと取れないのが正直嫌でした。数回振って上の部分だけ落としてから、スプーンで残りを取り除き、最後は水で流すことになると思います。

まとめ

こんな感じでTIGERの『サイフォニスタ』を使った感想をレビューしてみました。コーヒーが下から噴き上がってくる様子を眺められる、この体験が唯一無二の素敵なコーヒー器具でした。

そうそう、Dual Tempモードのときは、2杯分じゃないとコーヒーのポテンシャルを引き出せないみたいです (写真を撮った後に知った) 🙄記事は2杯分のものを書いているので安心してくださいね。

Siphonysta – TIGER 公式サイト

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