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【レビュー】エスプレッソもドリップ挽きも、両方ハイクオリティな中型ミル『X-Ultra』が1Zpressoから登場![PR]

中型サイズ、でも大型みたいにハイクオリティな手挽きミル。

容量は25~30g。ドリップ1杯15g使うとして、浅煎りはOKだけど深煎り2杯は厳しいという感じです。こういった中型の手挽きミルって、エスプレッソとドリップ挽きの両方でハイクオリティな印象があまりなくてですね。

ところが、今回頂いた1Zpressoの『X-Ultra』は、容量35g以上のハイエンド大型ミルみたいにエスプレッソも、ハンドドリップも両方質が高い。割とコンパクトだけど頼もしい手挽きミルでした。

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微粉も少ない1Zpressoの「X-Ultra」コーヒーミル

前半は使いやすさとか、他に良かった点の話を。一番嬉しかったのは「微粉の少なさ」。中型の割に微粉量が少なくて、どのドリッパーでも (微粉が紙に詰まらないから) スピーディーに抽出できます。

挽き目はトータル240段階。エスプレッソから水出しまで対応しています。極細挽きは中挽きと大差なく軽く挽けるし、挽き時間も長くないのでカフェラテやアメリカーノをよく飲む人に向いているモデルです。

(久しぶりに超ハイエンド手挽きミル・JPproでエスプレッソ用に挽いたんだけど、あまりの重い挽き心地にびっくりしました…(笑) ミルも進化していたんですね) 。

さて、価格は23980円と、高すぎず安すぎずといった感じ。ただこの後に綴る扱いやすさも踏まえると、ミドルサイズで今一番勧めたいミル!ちなみに予算オーバーなら「X-Pro」を、容量を増やしたいなら「JX-Pro」を覗いてください👀

使いやすさの進化が止まらない

ニューカラー&滑りにくいボディコーティング

X-Ultraには従来と違った点が2つありまして。カラーは定番の「シルバー」と「ブラック」に加えて、爽やか「ブルー」も仲間入り。少しざらっとした表面は、滑りにくさを向上させているように感じます。あと傷が付きにくそう。

一応ゴムバンドやブロアーも付属。普段ゴムバンドはデザイン的に付けてないんですが、極細に挽くときはやっぱり必要だな〜と感じることも。その点X-Ultraは(手が乾燥していない限り) 不要そうです。

これは前からですが、挽き目は本体上部のダイヤルで調整できます。小型ミルだと粉受けを外してダイヤルをカチカチ回すんですが、これだと指先が粉で汚れるし、手間だしで何かと不便。

もう当たり前、マグネット式粉受けと折りたたみハンドル

そのほかに扱いやすい機能は「マグネット式の粉受け」と「折りたたみハンドル」。これは昨年から今年にかけて登場したモデルに見られますが、もう定番化したと言って良さそうですね。

粉受けの上部にマグネットが埋め込まれていて、本体に近づけるとカチッと引っ付きます。金属音をギーギー出しながら粉受けを回さなくて済むので、ほんとストレスフリーで助かっています。

ハンドルは折りたたみ式 (中央部分を軸に回転) 。少し収納しやすくなるかな、くらいで圧倒的に便利!ではないものの、ハンドルを伸ばした状態で立てておくと手や腕に当たって倒れそうなので、その不安がないのはGoodです。

エスプレッソとドリップに適した挽き目

エスプレッソとドリップ用のミルとはいえ、フレンチプレスや水出し用に粗挽きもできるとのこと。一応全ての挽き目を撮ってみました。上が挽き目の目安。

エスプレッソ:0周目-5

エスプレッソ挽きはしっかり細かく挽けたし、実際に飲んでみてもピュアな甘さを感じられました。目視だとさらに細かい粉も若干混ざっているような気もしたんですが、味はそんなことないから気のせいかな。

僕は手動エスプレッソメーカーを使うから、上写真くらいの少し粗い感じがベスト。もちろん電動用にさらに細かくしても使えます。さらに言えば、トルコ式コーヒー用にさらにさらに細かく挽くこともできちゃいます。

マキネッタ:1周目-3
ハンドドリップ:2周目-2

ドリップはとくに最高!微粉も少ないし、粉の大きさも均一だし。1Zpressoの最高モデル・K-Ultraと比べても、何ら遜色ないクオリティだと思います。エグ味も抽出されにくくて、ほんと美味しかったです。

水出しコーヒー:3周目-4
フレンチプレス:3周目-0

一方で、微粉の割合が減るはずの粗挽き帯では、普通よりやや微粉量が多いかな?と思ったり。写真では分かりづらいけど、粉の均一度も平均より落ちてる気が。プレス系もハイクオリティを求めるなら「JX-Pro」を試しましょう👍

まとめ

こんな感じで「X-Ultra」をレビューしてみました。静電気による粉の付着もほとんど気にならないし、エスプレッソ用に挽くときも金属刃が豆をしっかり掴んでスイスイ挽ける。これなら女性にもぜひ使ってほしい!

1杯15の豆を使ってドリップする僕にとって、容量25~30gのミルは豆の焙煎度によって2杯まとめて挽けない微妙なサイズではあるんですが、それが気にならないくらい、エスプレッソとドリップ挽きが最高でした。ぜひ。

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