日々のコーヒーライフはインスタで投稿中☕️

【レビュー】入門モデルとして名高い〈ポーレックス〉手挽きコーヒーミルが『プロフェッショナル』へ進化![PR]

挽きやすくリニューアル。僕が初めて購入したミルが進化していました。

〈ポーレックス〉は国産の手挽きミルブランド。技術開発から製造、出荷まで鹿児島県霧島市の自社工場で製造していて、4年前に僕が初めて買ったミルがこの〈ポーレックス〉なんです。

今回は嬉しいことにリニューアルモデルを送って頂きました。実際に使ってみると進化ポイントがいくつもあったので、その辺りを交えつつ、使った感想を書いていきます。

Contents

刃が大きく進化。ポーレックスコーヒーミル『プロフェッショナル』

こちらが〈ポーレックス〉のコーヒーミル『プロフェッショナル』。最も大きく進化した「セラミック刃」には、特殊ガラスのコーティングが。触ってみると艶々滑らかな質感をしています。

前回モデルにはザラザラ感があったので、全くの別物みたい。刃の形状も似て非なるものに。凹凸が増えたというか、ギザギザの部分が増えた気がします。とはいえセラミックだから指先が切れる心配はなさそうです。

そもそも金属刃と比べたセラミック刃の良さは、「水洗いができて清潔に保てる」点と、「刃こぼれがしない」点。安心・安全的なイメージでしょうか。

さて、実際に挽くと格段に軽く挽けるようになっていました。いや〜これは驚いた!😳。浅煎り豆も (お世辞抜きで) 難なく中挽きにグラインドできました

挽き目数は60。極細挽きから粗挽きまで対応しています。軽い挽き心地ゆえに陶器製の刃を使っているように感じないからすごい。

今回送って頂いたのは大きいサイズで、『ミニ プロフェッショナル』という小型モデルも同時発売しています。容量は大きい方が30g、ミニは20g。浅煎りだともう少し増えるはず。

一応全体の外観も見ていきます。見た目だとそこまで大きな変化はないんですが、細かな点が少し変わっています。

こちらもリニューアル。外観レビュー

まず驚いたのが、シャフト周り。挽いているときにミルの中心で回転する棒が「シャフト」なんですが、紫色のパーツで覆われていました。前モデルは黒色だったはず。

ハンドル周りは特に変わらず。挽き目を調整するネジの箇所には、クリック数の目印となる1~9の数字が。1周が36クリックだから、9の倍数の箇所に目印があるともっと便利な気はしたけど🙄。

その他だと、滑り止めの役割を果たすハンドルホルダーもリニューアルされてより持ちやすくなりました。これは嬉しい! (大きいサイズは別売り。ミニには付属) 。

コーヒー粉の均一性はどう?

極細から粗挽きまで、全60クリックから6パターンの挽き目を並べてみました。上が最も粗くて、下に行くほど細かくなっています。

前回モデルより粉の均一性が高くなったと感じます。粉の大きさが均一だと、各粉から同じ量の成分が抽出されるから、味わいに統一感が生まれてフレーバーも鮮明に感じやすくなります。

中細挽き以上に粗いグラインドサイズだと、豆を粉砕したような大きい粉も混じっていたものの、前回はこういった粉がもっと多かったので改良されています。

できればこの手の粉がもう少し少ないと嬉しいんですが…1万円以下でこのクオリティなら十分満足のいく内容だと思います。しかもリーズナブルなセラミック刃で。

コーヒーミルの挽き心地、使いやすさ

挽き心地は前述のとおり軽いです。手に負担があまりかからず、最後までスイスイ回すことができました。浅煎り豆も中細挽きの細さまでなら難なく挽くことができると思います。

ただ少し気になったのは、豆によっては挽く時間が少々長めな点。僕の場合、13gの中煎り豆を27クリック (中細挽き) で挽き終えるのに、約35秒かかりました。逆に浅煎り豆は30秒弱で挽き終わる結果に。

刃が豆をキャッチしにくいのが焙煎度によるものなのか、それとも豆のサイズのせいかは分からなかったですが、豆によってはグラインド終盤に残る少量の豆を中々挽き切れず、そこで時間がかかるようです。

とはいえ基本的には問題なく挽き終えることができるので、挽いてるときのゴリゴリ感を楽しみたい人にはもってこいだと思います。

味は?より美味しく淹れるには

エチオピアの浅煎りコーヒー豆を挽いて飲んでみました。ボディ感があって舌触りがしっかり目。コーヒーの甘さをしっかり抽出できている印象があります。うん、美味しい!

中挽きだと小さな粉も混じっているので、その粉が過抽出 (成分が出過ぎて雑味まで出る) になるのを防ぐためにも、普段より粗めに挽くと良さそうです。落ち切りは2分20秒~30秒くらい。

自分のレシピで一度淹れてみて、渋みまで感じたら「4:6メソッド」で淹れるとクリアな味に仕上がるはず。

あと、微粉によるペーパーフィルターの目詰まりを軽減するために、お湯は細くゆっくり、粉の上に乗せるようにドリップするとスムーズに抽出できるので試してみてください。

ポーレックスミルの分解と組み立て方法

分解方法

STEP
本体の調節ネジを外していく

本体から下部の粉受け容器を外して、ハンドルと蓋を押さえながら調節ネジを左に回していきます。

するとセラミックの外刃と内刃を含めた4つのパーツに分解されます。

STEP

ミルに付着したコーヒーの粉を取り除く

ミルにはコーヒーの粉がどうしても付着します。乾燥する冬は静電気が発生してより多くのコーヒー粉が付着するので、最低でも月に一回は掃除すると良いと思います。

〈ポーレックス〉のミル、特に大きいサイズの方は筒状に長いのでミルブラシも長めがおすすめ。僕は〈Kalita〉のミルブラシを愛用しています。

ブラシを使う前に、ブロワーを使ってステンレスの筒状の部分をエアーでプシュプシュすると後のブラシが楽になりますよ。

STEP
水洗いで刃を綺麗にする

セラミック製の刃は吸水性がないから水洗いOK!着色などの汚れを洗い落として乾燥させたら、組み立てていきます。

組み立て方法

STEP
内刃に内刃ベースをはめ込む

セラミック製内刃に内刃ベースをはめ込みます。十字部分がしっかりと合わさるようにはめ込んで、カチッと音が鳴ればOK。

STEP
外刃と内刃を本体に戻す

次に外刃の凹み部分が、本体下部の突起箇所に合わさるようにセット。内刃はシャフト部分に通します。

STEP
調節ネジを取り付ける

調節ネジをシャフト部分に再び通して、時計回りに回して固定します。

内刃を押しながら、調節ネジを時計回りに回すとスムーズに調節ネジを固定することができます。

あとは粉受けと蓋、ハンドルを戻して完成。収納のことを考えるとホルダーがあった方が便利ですね。

まとめ

こんな感じで〈ポーレックス〉の新しいコーヒーミル『プロフェッショナル』をレビューしてみました。大きな印象は、軽く挽けるようになったこと。これに尽きると思います。

あと本体が軽いのはキャンプなどに持ち運ぶのにも便利だし、家で使うにも結構嬉しい。金属刃のミルはずっしりしているから、倒れるとビクッとするんですが、〈ポーレックス〉は軽いので良い意味で雑に扱えます。

リーズナブルに購入しやすいセラミック刃ミルの中で高いクオリティを誇る『プロフェッショナル』、気になる方はぜひチェックしてみてください😌

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
Contents