自分に合ったコースターを選んで、ドリンク体験を快適に。
コーヒーをはじめとしたドリンクを飲むには、美しいグラスやカップに目が行きがちではないだろうか。ご多分に洩れず、僕もそのうちのひとりだ。最近よく使う KRUVE のグラスは持つだけでテンションが上がる。
でもコースターを集めていて気づいたのは、”それぞれドリンクとの相性があり、適した素材や形状を選ぶだけでより快適に飲める” ということ。そこで今回は、コースターの選び方と僕の愛用品6つを紹介していこう。
自分に合うコースターの選び方
1. アイスドリンクを置くなら陶器か珪藻土がおすすめ
ホットドリンクとアイスドリンク。コースターを選ぶ観点から見るその大きな違いは、【結露するか・しないか】だと思う。グラスに氷入りのコーヒーを注ぐと、時間が経つにつれ結露が発生し、水滴がグラスをつたって垂れてくる。
そんなシーンでは、重みのある陶器か吸水効果のある珪藻土のコースターがおすすめだ。木製や布を使っても問題ないけれど、軽いとグラスにコースターがくっつき、不意に落下してビクッとなることが本当に多い。
ちなみに陶器のコースターも大抵ものもはグラスにくっ付くが、ある程度重みがあるのでカップやグラスを軽く捻るだけで外れてくれる。
2. ホットドリンクを置くなら木か布、ラタンなどがおすすめ
ホットドリンクなら木製かリネン、ラタン素材を使ったコースターがおすすめ。ホットは結露しないので、前述した珪藻土や陶磁器でも正直使える。けれど、木や布素材のコースターは良心的な価格のものが多く、予算に関係なく買いやすい。
なおリネン素材のコースターは吸水性も高いので、アイスドリンクを飲むにもおすすめ。収納も嵩張らないし、お客さん用にコースターをいくつか用意するならリネンをまず選択肢に加えてみてほしい。
愛用するおすすめのおしゃれコースター6選
① Mustakivi | PIKKU
こちらは先日迎え入れたばかりの『PIKKU』。Mustakivi (ムスタキビ) という、古き良き日本の温かみが感じられるテーブルウェアや、ファブリック製品を展開しているブランドのコースターだ。優しい雰囲気のクリーム色に惹かれて購入した。
これの魅力はとにかく様々な用途として使えるところ。コースターとしてはもちろん、紅茶を抽出した後にティーバッグを置く受け皿としても使えるし、縁が垂直に盛り上がっているので醤油やソースを垂らして小皿としても活躍してくれる。
水滴がコースターに溜まっても。盛り上がった縁のおかげでテーブルに漏れ出すことがない。価格は1,650円 (税込) と少し高いのがネックだが、それでも勧めたくなるほど使ってみてほしい愛用品。
② ACTUS | オリジナルコースター
輸入家具からオリジナルのインテリア・雑貨まで幅広く揃える「ACTUS (アクタス)」で、GW中に購入したのがこちらのコースター。価格は715円 (税込) 。木製コースターだと珍しい、厚みのあるスクエア型のデザインに惹かれた。
裏面はこんな感じ。真っ平らではなく、ひと回り小さな正方形を型どるこだわりがまた良い。ほどよい重厚感もあって、価格以上に高級感がある点はさすが ACTUS 。
僕が選んだものは縞 (しま) 模様がチャームポイントだけど、これは個体差の問題。このコースターは個体差が大きいので、できれば店頭でピンと来るものを探してみてほしい。
ACTUS | UTILITY COASTER – 公式サイト
③ KINTO | CAST コースター
これぞ定番コースター。リーズナブルながら上質なプロダクトを展開する KINTO (キントー) のコースター (『CAST』シリーズ) は、僕が初めて購入したコースターだ。価格は550円と、相変わらずのコストパフォーマンス。
カラーはヴィンテージ感のある「チーク」と、モダンで上品な印象の「パーチ」の2色。僕は計3枚持っているが、重ね置きして収納しやすいのも嬉しい。ただし水滴が垂れるとグラスにくっ付くので、そんなときは次のコースタがーおすすめ。
④ THE | THE COASTER
世の中の新しい定番を生み出すブランド「THE」の『THE COASTER』は、夏に一押し。素材には溝が彫られたタイルが使われており、結露した水滴が垂れてもグラスにくっつかず、水滴もみすぼらしく見えない。
グラスをタイルに置くと響く “カチャッ” という音からは、まるで風鈴のような夏の清涼感を感じることができる (最初はうるさいかなと思ったけど、今はこの絶妙な音色が心地よい) 。
それはそうと、先日東京は立川にある商業施設「GREEN SPRINGS」を訪れた際、「グレー」と「ネイビー」の新色を目撃した!個人的にはレトロ感が滲み出ているネイビーが気になっているところ。ほしい…。
⑤ fog linen work | リネンコースター
ファブリック素材のコースターなら、清潔に使えるリネンがおすすめ。その繊維の中は空洞になっているため、水分を吸湿・発散しやすく、乾きが早い。アイスとホットドリンクの両方に使える万能コースターだ。
なかでも『fog linen work』のリネンコースターは、シンプルで飾らない心地よさがありながら、豊富なカラー (模様) 展開と上質な触り心地が魅力。使うほどに柔らかくなる風合いもまた良い。価格は385円 (税込) と超リーズナブルだ。
fog linen work | リネンコースター 公式サイト
⑥ 無印良品 | ラタンコースター
最後に紹介したいのは、無印良品のラタンコースター。日本語で「籐 (とう)」を意味するラタンは、まるで田舎のおばあちゃん家を連想させるような香りがユニークな素材だ (独特な例えかもしれないが、本当にそう) 。
自然にできたムラや風合いは、ほっこりした暖かみのある表情を見せてくれる。香りも相まってとにかく落ち着くので、愛用する頻度が実は一番高いコースターかも。フォルムには「丸型」と僕が購入した「角型」の2つがある。
まとめ
こんな感じでコースターの選び方と愛用品6つを紹介してみた。コースターは「良心的な価格」と「いくら持っても収納に困りにくい」ことが嬉しいウェア。気に入ったものはせっせと購入して、この記事に順次追加していきたい。
そうそう、今回紹介したものはどれもお気に入りだけど、カラフルなものがないことに気づいた。インテリアに合わせにくいは気になるけど物は試し。イエローやグリーンなど、気分が高揚するようなコースターも探してみたい。