タイルだからグラスにくっつかない、水との相性が抜群なコースター。
冷たいドリンクをグラスに注ぐと見た目に美しく、いつもと違った雰囲気を楽しめる。しかし一方では、結露ができ水滴が垂れ、終いにはコースターとグラスがくっつく…なんてのもよく見る光景だ。これをどうにかしたくてコースターを探したところ、世の中の新しい定番を生み出すブランド『THE』の『THE COASTER』を見つけた。
素材には水まわりでよく使われるタイルを使用しているため、グラスを持ち上げてもくっついてこず、コースターの大きな落下音でハッとすることもない。夏のお供に最高な予感がしたので、早速レビューしていこう。
グラスと相性がいい『THE COASTER』レビュー
世の中の新しい定番を生み出すブランド「THE」が手がけるのが『THE COASTER』だ。まるで石鹸用タイルでも入ってそうなパッケージに入っており、価格も660円 (税込) なので「これくらいなら試してみるか」となりやすい。
サイズは 8.5cm×8.5cm と一般的ながら、重さは 120g とずっしりめ。また強度を保つために THE COASTER 用に型からオリジナルで作られたタイルを使っているんだそう。一般的なコースターに比べると安定感があり、グラスを置く際にずれたりしない点が気に入っている。
実際にグラスを置いてみたところ
実際にアイスコーヒーが入ったグラスを置いてみるとこんな感じ。タイルなだけあって溝が掘られているため、コースターに垂れ落ちた水滴は基本その溝に収まるようになっている。また木や布、珪藻土のコースターとは違い、水滴が垂れてもみすぼらしく見えないのがさすが。
「垂れた水滴が溝を伝って溢れ出ちゃうんじゃない?」と思っていたものの、案外溢れなかった。ただ大きめのグラスで試したときはちょっとヒヤヒヤしたので、できれな小さめのグラスで結露の量が少ないものを選びたい。
好き嫌いが分かれるのは音かも
使ってて唯一気になったのが音。【グラス×タイル】と聞くと想像できるだろうが、グラスを置く際にどうしてもカチャッと音が鳴ってしまう。
記事内の写真で使っているグラスのように小さめだと音も軽くなり、良く言えば夏の清涼感のようなものを感じられるが、大きいグラスに大量の飲み物を注ぐと音も比例して大きくなってしまうので、やはり大きめのグラスは THE COASTER に合ってないと感じた。
まとめるとできればグラスの容量は少なめで、厚みがあまりないモノがおすすめだ。
まとめ:珪藻土よりもタイル派
こんな感じで『THE』の『THE COASTER』をレビューしてみた。水滴対策だったら珪藻土でもいいんじゃない?と思う人もいるかも知れないが、個人的には水を吸った状態の珪藻土は見た目が映えないので積極的には買おうと思えない。
その点 THE COASTER は水が垂れても見た目が損なわれないため、冷たいドリンクの摂取量が増える夏には自然と使いたくなる。価格も660円 (税込) と手に取りやすいので、この夏に試してみてはどうだろうか。