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イタリア人デザイナーと佐賀の職人メーカーが手掛ける『Tata』のエスプレッソカップ&ソーサー

「ホワイト」×「フラットなソーサー」で検索し続けて、やっと見つけたお気に入り。

日頃はエスプレッソをミルクで割ることが多いが、ストレートで飲むことも。そこでデミタスカップを探し始めたというわけ。検索ワードは冒頭のとおり、白色でソーサーがフラットなタイプ──これが中々ヒットしない。実用性も鑑みてか、作り手はどうもソーサーの縁を盛り上げがちだ。

2週間ほどネットの海を彷徨った結果、ようやく出会えたのが『Tata』のエスプレッソカップ&ソーサー。僕にとってあまりにも理想的なコーヒーウェアだったので、紹介しておきたい。

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佐賀の職人メーカー、イタリア人デザイナーによって作られる『Tata』とは

© 2021 224porcelain
© 2021 224porcelain
© 2021 224porcelain

日本の伝統とイタリアのデザイナーを繋ぐブランド「Hands on Design」が展開する作り手とデザイナーを繋ぐプロジェクトの一環として、224 porcelain を作り手、Kanz Architetti 氏をデザイナーとして作られたティーセットが『Tata』。

Tata はイタリア語で “乳母” という意味で、ティーセットは「鳥」たちをイメージしているとか。つまりティーポットを Tata とし、その周りに愛らしく集う小品 (小鳥) たちが、家族や日常でのさり気ない愛情を表現しているそうだ。

■ 224 とは?

お茶所として、また日本でも有数の温泉地としても有名な佐賀県嬉野市で作られる陶磁器・肥前吉田焼。「224」はその小さな産地・肥前吉田に生まれた磁器のブランド。

224porcelain 公式サイト

カップ&ソーサーの外観はこんな感じ

前置きはこの辺りにして、外観を見ていくわけだが──にしても可愛い。ソーサーには小さなお菓子を置く余地すら残されてないものの、デザインが好みなので全く気にならない (主観すぎるレビューで申し訳ない)。

磁器の素材感ただよう裏面のみに「224」のロゴが印字されているシンプルな仕上がり。色味は写真のとおり、ベージュは一切配色されておらず、真っ白な印象を受けた。

実際に手に取ってみる

カップを持つとこんな感じ。サイズはカップが縦5×横7.5×高さ6cm、ソーサーが直径9×高さ0.5cm。フラットなソーサーまで手のひらに収まるくらいのサイズ感だ。

一番のポイントが「ワイングラスのように狭まった口径」。飲み口の直径を狭めることで香りが逃げないので、一層エスプレッソの香りを感じられる。またエスプレッソカップと冠する割には持ち手は広め。指一本がちょうど通るくらいで、絶妙なフィット感だ。

ダブルショットがちょうど入る。ミルクと割ったりも

満水容量は80mlなので、余裕をもってダブルショットを抽出できる。シングルで抽出して、ミルクと1:1で割るのも最近のお気に入りだ。また飲み口にかけて直径が狭まるので、直接抽出するとき周辺にエスプレッソがはねにくいのも嬉しい。

■ ちなみにエスプレッソカップとデミタスカップ、何が違う?

大きな違いは容量。エスプレッソカップはエスプレッソを飲むのに適したサイズなので、容量は少なめの20~60mlが基本。対してデミタスカップはエスプレッソを飲むとき以外 (例:トルココーヒーやホットチョコレート) にも使われるようで、容量は60~80mlが一般的。とはいえ最近はその境界線も曖昧なようで、一概にはなんとも言えない。

まとめ:エスプレッソカップ以外もおすすめ!

こんな感じで『Tata』のエスプレッソカップ&ソーサーを紹介してみた。価格は3,360円 (税込) とやや高め。電子レンジや食洗機での使用も可能だ。あれこれ探しまわった果てに出会えたのが Tata だったので、僕みたくデザインに一目惚れした人はぜひ。

そうそう、エスプレッソカップを紹介する記事なので忘れていたが、Tata のティーセットにはティーカップやティーポット、珍しいデザインのシュガーポットから、日常シーンで使いやすいマグまで豊富に揃ってる。併せてチェックしてみてほしい。

購入は 224 porcelain 公式オンラインサイトへ↑

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