カラフルなフルーツケーキには目もくれず、小学生の頃からこよなく愛してきたケーキこそ、モンブランだ。
コーヒーに合う美味なケーキで、24歳になった今でもケーキ屋さんに行くとほぼ100%注文する。大人になった今だからこそ、ちょっと贅沢に “モンブランのため” のプレートを探してみたところ、「これにモンブランを乗せると雰囲気倍増だ‥‥!」というプレートを見つけた。
それが今回紹介したい、KINTO(キントー) の『HIBI』というシリーズのプレートだ。「和」を連想させる質感や重厚感、全てがモンブランにピッタリだったので、「和」スイーツが好きな人はぜひ一読してほしい。
「和」スイーツを盛り付けるなら、KINTO(キントー) の『HIBI』プレート
こちらがモンブランのためだけに購入した、KINTO(キントー) の『HIBI』という食器シリーズに含まれるプレート。以前記事でも紹介した同ブランドの『FOG』プレートと同じタイミングで購入した。
KINTOの公式HPでは “和食器” と位置付けられているが、モンブランという「和」と「洋」が融合したスイーツが醸し出す雰囲気と絶妙にマッチしている気がして、個人的には “和洋食器” のような立ち位置と認識している。
KINTOのインスタフォロワー数は執筆時点で14.5万人。
万人ウケする食器類を数多くリリースしているブランドだ。高級感ある食器が予想以上に良心的な価格で手に入るのが魅力。
電子レンジ・食洗機ともにOKなHIBIプレートは、400年の歴史と伝統ある陶磁器の町・長崎県の波佐見町で職人の手作業によって作られている。”職人の手作業” という言葉にはめっぽう弱い‥‥。
カラー展開は、ユニークな名前の鉄と灰の2色展開。悩んだ末に「鉄」を購入してみた。モンブランが薄い茶色のため、カラーは深い黒を選びたかったのだ。
一方で、「灰」はやさしい雰囲気だった印象が強い。光に反射しない、落ち着いたホワイトカラーといった感じだ。
120mm / 990円(税込)
©︎2021株式会社キントー200mm / 1980円(税込)
©︎2021株式会社キントー
サイズは使い勝手のいい120mmと200mm。今回僕が選んだのは200mm。少しでも大きいお皿にミニサイズのモンブランを乗せた方が可愛いかなと思い、大きい方をチョイスした。
「和」の雰囲気漂う質感
光を当ててみると、一層黒みがかったポイントが無数にあり、質感をより立体的に表現している。
光に反射した部分はグリーンにも輝いたりもして、個体によってその入り方は全く違っていてる。その分オリジナル性が高く、自分だけのHIBIプレートを使えるのも魅力的だ。
「和」レベルがグンっと一気に上がる気がして、大事に使いたくなる(大事に使おうとすると洗う時に気を遣いすぎて疲れるから、その点が少し嫌だけどね)。
裏面のホワイトがイイ差し色に
プレートとテーブルの接地面は、円形のホワイトカラー。
この部分だけ釉薬がかけられていないため、質感もブラックの部分とは少し違い、細かな凹凸すらない滑らかな仕上がりに。
ガラスのテーブルに直接おいても傷がつくことが無さそうだ。ホワイトが良い感じのアクセントになっていて、個人的にはお気に入りのポイント。
実際に使ってみた感想
- やはりモンブランに合う最高のプレートだった
- 重厚感があるので安定感は抜群
- 中央へいくほど丸みがかってるから持ち上げやすい
やはりモンブランに合う最高のプレートだった
モンブランを実際に乗せてみたらこんな感じ。
陶磁器特有の味のある質感と、一目見ただけで栗の香りが漂ってきそうなモンブランのブラウンが相まって、「和」の雰囲気を最大限に引き出し合っている気がする。
僕が描いていたのとなんら相違ない、予想通りの美しいコントラストだ。コーヒーの色ともマッチしている気がするのは僕だけだろうか。
どっしりとした重厚感により安定感は抜群
重さは200mmサイズで410gで、ペットボトル1本にやや満たないレベル。陶磁器ということもあって、やはり重めな印象。
しかし、その分たくさんの料理を盛り付けても食卓に並べたときの安定感が抜群だ。モンブランのような小さなスイーツに、小さく軽いプレートを合わせるよりかはバランス感覚がある。
中央へいくほど丸みがかり、持ちやすい
プレートの外周部分と中央部分とでは高さが1cm強くらい違う。これにより持ち上げる際に指を第二関節くらいまで入れる空間ができ、力をそこまで入れずに持ち上げられる。
重さを少しでも軽減させるための工夫なのだろうか。
第一関節くらいしか指を入れられないプレートが結構あるけど、そういうのは指先にかなり力を入れないといけないので、あまり好きではない。
まとめ
今回は “モンブランに合うプレート” というニッチな切り口で、KINTO(キントー) の『HIBI』プレートを紹介してみた。
一見ふざけているようにも見えるかもしれないけど、そんなことはない。
テレビでも紹介されてるようなモンブラン専門店では、陶磁器の大きなプレートにモンブランを盛り付けて提供していることが結構ある。あながちモンブラン好きなら普通の切り口なのかも。
【ココが良い】
- モンブランとマッチして、「和」の雰囲気を最大限醸し出す
- 重厚感のある重みが安定感をもたらす
- 中央が丸みがかっているので持ちやすい
- 電子レンジ、食洗機両方OK
【ココが気になる】
- 重いお皿が嫌いな人には向いてない
価格はサイズ別に990円(税込)と1980円(税込)。少し高いと感じる人もいるかも知れないけど、この価格でこの高級感が堪能できるならコスパは高いんじゃないかな。モンブランも映えたし、個人的には大満足だ。
モンブラン以外にもイチゴのタルトとかも絶対合うな。と思い始めたので、次回は光り輝くイチゴタルトを乗せてみようかな。
僕のように「スイーツをもっと映えるように撮りたい」「もっと上品にスイーツを堪能したい」という人にはぜひ試してみてほしい。