トレンドやビジネスが想像以上に速いスピードで変化する時代。いつの間にか家具や洋服までもサブスクリプションするのが当たり前に。
そんな中、「コーヒーまでもサブスクリプションできるの!?」と驚かせてくれた今話題の『Post Coffee』さんから、先日コーヒー豆を頂いた。Post Coffee のスゴいところって、自分ではなくお店に選んでもらったコーヒーを届けてもらうところ。
「お店側に選んでもらうコーヒーって自分好みの味かな…」と不安な思いもあったけど、いざ試してみるとお店に行かなくても期待どおりの美味しいコーヒーを飲めて、かつ自分はどんなコーヒーが好きなのかも知れる画期的なサービスだったので、初体験の感想を綴っていきたい。
まだまだ進化している『Post Coffee (ポストコーヒー)』
こちらが今回届いたPost Coffee の『オーダーメイドコーヒーBOX』。基本は3種類のコーヒー豆(各50g)を月額1,480円(税抜き)〜で注文でき、送料無料だからサブスクしやすいのも嬉しいポイント。
月に1回、もしくは2回から届けてもらえる定期便は、桜カラーのボックスに入ってマンションのポストに投函されいていた。かわいい…。
季節ごとにBOXのカラーも変わるのだろうか。ツイッターを見てみると黄色のボックスが届いている人もいるので、「今月のBOXカラーは何かな…!」とポストに投函されるのを待つのも楽しそう。
好みの味を選んでもらうためにアンケートに答えるんだけど、これがめっちゃ簡単で、しかもちょっとワクワクする。
Post Coffee の公式サイトに行くと「無料でコーヒー診断を受ける」というボタンがあるので、タッチして7つの質問に答えるだけ。
たとえば「金曜日に友達と飲みに来ました。飲み物は何にしますか?」という、一見コーヒーと関係あるの?と思ってしまう質問も。
アンケート結果をもとに、30種類のスペシャルティコーヒー豆から3種類(各50g)を選んでもらうんだけど、このAI機能がかなり優れていて、僕の好きな深煎りの豆をふたつと中煎りの豆をひとつ選んでもらった。
Post Coffee の焙煎士によって焙煎されたコーヒー豆を楽しめるのはもちろん、「世界各地のロースターの味を自宅でも楽しんでもらいたい」という想いから、国内外の超有名なロースターの個性豊かな豆も楽しめるサブスクサービスにアップデートされたのだとか。
その第一弾として、現在は日本の有名なロースターのコーヒー豆がラインナップしている。今後は海外のロースターをPost Coffee のロースターパートナーとして迎え入れ、彼らの豆も自宅で楽しむことができるのだそう。
これは今後にも期待できる。楽しみすぎるでしょ。
“今なら” すぐドリップできる特典たちが付いてくる
• コーヒー3種
• 折りたたみドリッパー
• ペーパーフィルター
• オリジナルステッカー
• コーヒーライフスタートブック
「Post Coffee 太っ腹すぎでしょ」とびっくりしたのが、コーヒーと一緒についてくる特典たち。
なかでもドリッパーが付いてくるとは想像もしてなかったので、これにはテンションが上がってしまった (※ 期間限定で初回のお届けには付いてくるのだとか)。
これさえあればお湯を沸かすだけですぐに淹れられるので、「まだ家でドリップしたことはないけど本格的なおうちカフェをしてみたい」と思ってる人にもおすすめしたいスターターキットになっている。
【フィードバック】で好みの味が届きやすくなる
「好みの味とは違うコーヒーが届いたからもう注文しない」と思った人には特に試してほしいのが、【フィードバック】というシステム。
3種類のコーヒーを飲んだ感想をPost Coffee にフィードバックでき、それを繰り返すことにより自分好みの豆が届く精度が上がっていく仕組みに。
自分にとって理想のコーヒーを見つける最短ルートにもなっているので、せっかくPost Coffee を利用するならぜひ使ってみてほしいシステムだ。
ちなみに、「豆がたくさん余ってしまった」「来月は家にいないからサブスクを止めたい」という場合でも、【スキップ】機能を利用すればその月だけ配送を止めることもできる。
充実したカスタマイズ
「豆は挽かずにそのままで」「寝る前に飲みたいからディカフェにしてほしい」などなど、個人の要望に合わせて注文内容をカスタマイズできる柔軟性もサブスクしやすい秘密。
+0円でカスタマイズできるものも多く、Post Coffee がおすすめする砂糖や粉ミルクは+50円ほどで付けられたりもする。
なかでも面白いと思ったカスタマイズが、「好みとは違うかもしれないコーヒーも試してみたい」という冒険的な要望にも答えてくれるとこ。深煎り好きの僕であれば、浅煎りのフルーティな豆を選んでもらえたりすることも。
ポストコーヒーブレンドを飲んでみた
届いたコーヒー3種類のうち、お店の味とも言えるPost Coffee のブレンド豆が入っていたので真っ先に飲んでみた。
ちなみに今回は挽かれた状態のコーヒー豆を頂いた。中粗挽きくらいの粉の大きさはスゴく均一に挽かれているから、美味しい成分だけを抽出できそうだ。
肝心の味わいはというと、「ほんっっとうに美味しい」。コーヒーを送ってれたからという訳ではなく、冗談抜きで僕がコーヒー沼にハマってから飲んだコーヒーの中で、ベスト3に入るくらい美味しい!
ジューシーな桃の果実感溢れる甘い余韻が心地よく口の中で感じられて、「コーヒーの酸味が嫌い」という人でもこの明るくさわやかな酸味なら飲みやすいはず。
他に入っていたコーヒー豆は『パプアニューギニア タイガットクラシック』『インドネシア クリンチ アルコ』というシングルオリジンの豆。希望どおりの深煎りで、これも文句なしに美味しかった。
スペシャルティコーヒーというだけあって、豆の生産処理方法や標高、生産農家までもトレースできいるから、本当に美味しいコーヒー豆だけを厳選して仕入れているのが分かる。
深煎り中煎り関係なく、Post Coffee のコーヒー豆は酸味の表情が豊かで飲みやすい印象。これなら浅煎りの豆も美味しく飲めるかも。
まとめ:僕もPost Coffee、はじめました
こんな感じで、人生で初めて【Post Coffee】でコーヒーをサブスクした感想を綴ってみた。
「コーヒーは好きだけど詳しくない」という人にとっては美味しいと思えるコーヒーに簡単に出会える上に、そのコーヒーに記載されている情報を見ると自分の好きな豆にはどんな特徴があるのかも分かってくる。
サブスクを続けるうちにコーヒーについて詳しくなることができるのも、Post Coffee のおもしろさなのかもしれない。
- 送料無料の月額1,480円(税抜き) ~ で注文できる
- 自分の好みに合ったコーヒー3種類が届く
- ドリッパーなどのコーヒー以外の特典も充実してる
- 【フィードバック】機能で好みの味が届きやすくなる
- 【スキップ】機能で豆が必要ない月は配送を止められる
今後は海外のコーヒーロースターもPost Coffee のロースターパートナーとしてサービスに参画するということで、これからますます面白くなってくるサービスだ。
ということで僕も早速サブスクリプションをはじめてみた。毎月どんなコーヒー豆が届くのか、どんなパッケージで届くのか今から楽しみだ。