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ハンドドリップで淹れる美味しいカフェオレの作り方

ハンドドリップで淹れる、濃厚で美味しいカフェオレの作り方。

カフェオレとは「ミルクとドリップコーヒーを混ぜたドリンク」のこと。いわゆるコーヒー牛乳だ。カフェラテとよく混同されがちだけど、エスプレッソを使わない点で少し違う。味わいはカフェラテよりスッキリ目。これがめちゃめちゃうまい……!

でも世間的には、ミルクとコーヒーの比率が 1:1 と言われることも多いようで。これでも美味しいとは思うけど、味は薄め。そこで今回は、濃厚なコーヒーを抽出し、ミルクの甘さも楽しめる「濃いカフェオレを作る方法」を書いていこう。

Contents

カフェオレを作るために必要なコーヒー器具

  • ドリッパー
  • ペーパーフィルター
  • コーヒーサーバー
  • コーヒースケール
  • ドリップポット
  • グラインダー

濃いコーヒーを抽出するには、ハンドドリップで使うコーヒー器具がおすすめ。ドリッパーはできれば底面が平になっているものを使ってみてほしい。お湯とコーヒー粉が長い時間接しやすいから、成分が多く溶け出してくれる。

もちろん HARIO の V60 のような円錐形もOK。ただし、Melita 社のように1つだけ穴が空いている台形ドリッパーは抽出スピードが遅く、今回のレシピのように中細挽きを使う場合には向いていない。

そしてサーバーの代わりにカップを使う場合、今回紹介したいレシピで作るなら容量250ml以上のものを使おう。グラインダーはまあなくても良いけれど、カフェオレに関係なく、コーヒー豆は挽きたてが一番美味しい!

濃いカフェオレの作り方とそのレシピ

ホットカフェオレのレシピ (1杯分)

■材料
⚪︎コーヒー粉 (気持ち細めの中挽き):16g
⚪︎お湯 (92~94度):100ml
⚪︎ホットミルク:150ml

淹れ方
【1投目】0:00 40ml のお湯をコーヒー粉全体に浸透させる
【2投目】1:00 30ml を中央から外側へ注いでいく
【3投目】1:30 30ml を中央から外側へ注いでいく

抽出時間
1分50秒〜2分10秒ほど

濃いカフェオレを作るためのポイントは、「濃いコーヒーを抽出する」こと。少ないお湯でしっかり成分を抽出するために、コーヒー粉は普段より細め。中細挽きとまではいかないけど、気持ち細めの中挽きくらいがちょうど良い。

コーヒー豆は焙煎から2ヶ月ほど経っていても、美味しく飲めてしまうのもカフェオレの魅力。各パッケージの少量ずつ余ったコーヒー豆を混ぜても、意外と美味しく飲めてしまう。Post Coffee で余った豆は大概カフェオレ行きだ

焙煎度について。ラテに浅煎りを使うのは難しい印象があるけど、カフェオレはそうでもない。ミルクの甘さと浅煎り特有のフルーティーさがマッチして、華やかなカフェオレの完成だ。今回のレシピには王道の深煎りを使っている。

実際にカフェオレを作っていく

STEP
ミルクを温めている間にコーヒー豆を挽く

まずは準備から。電子レンジOKのサーバーかカップにミルク150mlを注ぎ、チンしていく。牛乳ボタンがあればそれを押そう。ない場合は600W・40~50秒くらいで温める。熱くなりすぎると膜を張ってしまうからだ。

コーヒー豆は「気持ち細めの中挽き」で。いつもハンドドリップ用に挽いてるものより少し細くする。抽出時間が2分10秒以上になってしまう場合はより粗挽きに。雑味がない状態で薄く感じるときは、さらに細く挽こう

STEP
【1投目】0:00 お湯 40ml をコーヒー粉全体に浸透させる

ドリップポットを使ってお湯を細く、丁寧に中央から注いでいこう。いつものハンドドリップと違い、たった100mlしか注がない分、お湯を勢いよく注いでしまうとすぐに注ぎ切ってしまう。

お湯とコーヒー粉がしっかり接するよう、注いだ後はドリッパーを手で持ってゆすってあげる。細めのスプーンを使って5回ほど前後にかき混ぜてもいいけれど、面倒という人はゆするだけでOK!あとは1分たつまで蒸らし。

STEP
【2投目】1:00 お湯 30ml を中央から注いでいく

1分たったらお湯を30mlだけ注いでいく。30mlなんて一瞬で注ぎてしまうため、コーヒー粉の面積がなるべく小さくなるドリッパーを使うようにしてる。

今回使っている FELLOWドリッパー は円柱状で底面もフラットだから、このレシピにぴったりだ。だだ抽出スピードが速めなので、もっと濃く淹れたいときはブルーボトルのドリッパーをよく使っている。

STEP
【3投目】1:30 お湯 30ml を中央から注いでいく

これが最後の注湯。1分半がたつ前にお湯が抜けてしまっていたら、その時点で3投目を注ぎ始めてOK。注ぎ終わったらすぐ、ドリッパーをまた揺すってあげよう。1投目のときより少し優しく、3回ほど円を描くように。

そうすることで、ドリッパー内のお湯が下へ落ちていくときにコーヒー粉とお湯が常に接している状態を作れる。抽出時間の目安は1分50秒から2分10秒。その間でポタポタが終わる感じで注ぎ切れたら、濃いカフェオレを作れているはず。

もう少し濃く抽出したい場合、は挽き目を徐々に細かくしていって、より成分が溶け出やすい状態にしてあげると良い。

お好みで砂糖を入れるのもおすすめ

こんな感じでカフェオレを作ってみて、味が単調だったり、もう少し甘さを感じたいなら「きび砂糖」を2~3gほど入れてみるのがおすすめ。きび砂糖を使うことで、ミルクやコーヒー特有の甘さを邪魔することなく甘みをプラスできる

ちなみに今回はきび砂糖をちょうど切らしていたので、グラニュー糖を使っている。その場合は1~2gほど。きび砂糖と違い、甘さのインパクトがかなり伝わってくるから少なめに。きび砂糖はあれば……でOK!

まとめ

さて、いかがだったろうか。濃いコーヒーをミルクの2/3ほどの割合で抽出してあげるだけで、ボディ感のある、濃厚なカフェオレを楽しむことができる。カフェラテほど濃厚ではない分、読書や仕事をしながらたっぷり飲むにもぴったりだ。

そうそう、以前メンタリストDaigo の書籍を読んだ際、「乳製品と一緒にコーヒーを飲むと、カフェインが切れるときに感じる頭痛を抑えられる」と書いてあった。僕はカフェインで頭が痛くなりやすいので、その点でも好きな飲み方だ。

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