1Zpresso の『JX-Pro』 グラインダーがAmazonでも購入可能に!粗挽きまで均一に挽けるオールラウンダーでした。レビュー

極細挽きから粗挽きまで均一に挽けるオールラウンダー。

通常 “オールラウンド” と謳うコーヒーミルは、エスプレッソ用に挽けるものをドリップやフレンチプレス用にしてるようなので、粗く挽くほど粉の大きさは不揃いになりやすい。粗挽きはエグ味が出にくいので気にする必要はないかもしれないが、以前からオールラウンドミルに対して少し気になっていた点。

JX-Pro もエスプレッソ挽きを基本に作られているものの、極細挽きから粗挽きまで、各挽き目で粒度が均一な点が素晴らしかった。しかも微粉が少ない。重たいのは少しネックな点だが、色んな淹れ方をしたい人にはピッタリだろう。

今回 1Zpresso の担当者さんから「エスプレッソにもハンドドリップにもおすすめなミルがあるので使ってみませんか?」と連絡をいただき、『JX-Pro』を台湾から送って頂いた。2ヶ月間じっくり使ったので、早速レビューしていこう。

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活躍シーンは色々。1Zpresso の『JX-Pro』コーヒーグラインダー

こちらが今回紹介したい 1Zpresso の『JX-Pro』。シリコングリップが備わっているため、780g ある重さの割には比較的持ちやすいように設計されている。確かに持ちやすい。が、力自慢でもないぼくには少しずっしりきた。

じゃあ使いづらいの?と言われると、そうでもない。JX-Pro には通常より大きい 48mm のステンレススチール刃が採用されているので、金属刃を備えたミルの中でも挽き終わるのがかなり早い。少しの間挽く程度なら、重さはそこまで気にならなかった。

容量は 30~35g (約3杯分) と大きめ。また極細挽きから粗挽きまで200段階で挽き目調節ができるため、スイートスポットを見つけやすいのが特徴。価格は24,380円 (税込) と 1Zpresso の中では平均より少し上、全体的に見ると間違いなく高級ラインではある。

1Zpresso / JX-Pro Manual Coffee Grinder



⚪︎サイズ:18 x 5.7 x13cm

⚪︎容量:30-35g

⚪︎重量:780g

⚪︎カラー:ライトグレー

⚪︎付属品:ミルブラシ

【0.0125mm単位】上部のダイヤルで挽き目調節

1Zpresso の最上位モデル「JPpro」が 0.022mm なのに対し、「JX-Pro」は 0.0125mm と約2倍細かな単位で挽き目調節ができるようになった。ドリップやフレンチプレスでここまで微調整することはほぼないので、エスプレッソ向けに作られた印象が強い (後述するがドリップとフレンチプレスにも最適)。

そしてもうひとつ特筆すべきが、調節ダイヤルの位置。通常のミルはコーヒー粉受けを外して調節するのだが、これがちょっと面倒。粉受けってスムーズに着脱できないときも結構ある。

その点 JX-pro は上の調節ダイヤルをカチカチッと回すだけで挽き目を調節できるので楽ちん ( 1周40クリック×5 )。指先が汚れないのも嬉しい。ダイヤルのそばにグレーの点が記されており、それを目印にダイヤルの数字と擦り合わせて今どれだけ回したのか (挽き目を変えたのか) を把握しながら調節していく。

粗挽きまで粒度が均一。微粉が少ないのも◎

極細挽き、中挽き、粗挽きで挽いてみるとこんな感じ。エスプレッソやドリップ用の挽き目が綺麗に揃ってるのも素晴らしいが、注目すべきは粗挽きの揃い具合ではないだろうか。オールランドのミルでここまで均一に粗く挽けるのは珍しいと思う。

加えて素晴らしかったのが微粉の少なさ。JPpro を含め、これまで試したミルの中でも最も少なかった (詳細は後述)。。微粉が多いとえぐみが顕著に感じられるので、微粉が少ないというのは魅力だ。

挽きやすさUP。長い持ち手には逆三角形のつまみ

左:J-Max 中央:JX-Pro 右:JPpro

持ち手は腕全体の力を使ってまわしやすいように長めに、そして指先の力も伝えやすいようにつまみは逆三角形になっている。今年8月に登場した J-Max というミルにも同じフォルムのつまみが採用されていたので、もはや “1Zpresso と言えば” という印象が強い。

つまみで言うと、天然木の質感が個人的にはお気に入り。1Zpresso のつまみには3種類の木材が採用されることが多いが、他とは違い、ほんのりザラッとした削り出し感がいい。大きさも程よいので、基本誰の手にもしっくりくるはず。

お掃除のための分解から組み立てまで

仕様は基本的に他の 1Zpresso のミルと同じ。なのですでに持ってる人は簡単に分解と組み立てができるだろうが、初めてという人は少し難しいと思うのでその方法についても綴っておきたい。

分解

分解するのは簡単なのでサクッと。

コーヒーの粉受けを外し、調節ダイヤルを粗挽きの方向に回していき外す。すると下から金属刃がゴロっと落ちてくるので片方の手でキャッチしてあげて、残りのパーツを取り出していく。あとは付属のブラシなどを使って掃いていく。

次に組み立て。

組み立て

外刃
内刃に必要なパーツを通す

外刃を本体に取り付けたら、写真のように内刃についたシャフト (棒) に太いバネ→金属の輪っかの順に2つのパーツを通していく (※金属の輪っかは出っ張りのある方が上、バネは狭まってる方が下) 。

そして組み立てた内刃を本体の下から通し、上から飛び出たシャフトの先に残りのパーツを写真の順ではめていく。3つ目のパーツは小さな丸がたくさん付いてる側が上向き。

また、後に調節ダイヤルを取り付けた際、ダイヤルの「0」が目印のドットと合わさるために、一番最初にシャフトに通すパーツの裏面、同じくドットがあるのでそれを目印に向けてセットする (※ドットは下向きにしてシャフトに通す)。

あとは刃と本体を固定するために、小さな蓋と調節ダイヤルを回して取り付けていくと組み立て完了だ (小さな蓋を取り付けるときは、内刃を下から軽く押し上げる) 。

実際に JX-Pro を2ヶ月間使ってみた感想

⚫︎ドリップやプレスにも最適。JPpro と比べても遜色なし

⚫︎蓋の取り付けが力いらずでラク

⚫︎調節ダイヤルが中央にあるので豆が入れづらい

2ヶ月間使った感想は上記。少し細かな点でいうと、挽いてるときの振動が大きめ。良し悪しより好き嫌いの問題だと思う。ゴリゴリと豆を挽く感じが手に伝わってきて、音も高く感じやすい。

あと欲を言えば、ダイヤルの “0” に色がついてたら挽き目を調節する時に何周したか、直感で把握しやすかったのになぁとは思った。細かな点はこんな感じなので、次に JX-Pro を使ってイイと感じた点、ちょっと残念だったという点について紹介しておこう。

ドリップやプレスにも最適。JPpro と比べても遜色なし

ドリップ用に中挽きで挽いたところを 1Zpresso の最上位モデル「JPpro」や、前に紹介した TIMEMORE の「NANO」と比較してみた。写真では少し分かりづらいが、粒度の均一具合は NANO より揃っていた。そして驚いたのは JPpro ともほぼ変わらなかったこと (やや JPpro の方が均一) 。

しかし、JX-Pro の方がわずかに微粉が少ないので、結果優れているのでは?と思えてきた。個人的には粒度の不揃いによってエグ味を感じるよりも、微粉の多さで感じることが多い。JPpro の半分の価格でこのパフォーマンスは魅力だ。

蓋の取り付けが力いらずでラク

地味だけど良かったのは、蓋を取りつけるのが力いらずな点。本体と金属刃を固定するために使う小さなパーツが “蓋” なのだが、通常は蓋を閉めることにより外刃と内刃の隙間をなくす。

そのため、蓋を取り付ける際は片方の指で内刃を思いっきり下から持ち上げて外刃に密着させ、その隙に蓋を取り付けないといけない。

ただこの内刃を持ち上げるのに指の力がいるので、個人的にはできれば避けたかった悩み。しかし JX-Pro の場合、ダイヤルを軽く回すことにより内刃と外刃を密着させるため、蓋を付けるのはあくまでも仮止め。軽く内刃を持ち上げるだけで蓋を付けれるのが嬉しかった。

調節ダイヤルが中央にあるので豆が入れづらい

難点を挙げるなら、ダイヤルが真ん中にある分コーヒー豆を入れづらい点だろう。ダイヤルの溝に豆がスポッとはまってしまうのだ。隙間に落とすように入れはするものの、スムーズに行えない手間感は否めない。

まとめ

こんな感じで 1Zpresso の『JX-Pro』を紹介してみた。0.0125mm 単位での挽き目調節はエスプレッソ好きには嬉しいだろうし、粗挽きだって均一に挽ける。各挽き目で粒度がここまで均一に揃うミルは初めてだったので驚いた。

デザインもシンプルで良し。箱から取り出した時は重さがネックになるかと思ったが、それ以上の機能性だったのでこれからも使い続けようと思う。エスプレッソ用のミルは別に持ってるので、ドリップとフレンチプレスを中心に。

ちなみに今月からAmazonでも購入可能になっている。1年間の保証付きで、万が一問題があった際は台湾に送ってもらうと修理してくれるとのこと。もちろん送料は向こう負担。これを機に JX-Pro を検討してみてはいかがだろうか。

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