TIMEMORE (タイムモア) のコーヒーミル『NANO』が小さいけど、すごかった。1人用にもっともオススメ。【レビュー】

小さなミルの中には「ハンドルを付属のホルダーに挿すとコンパクトに収納できます!」と謳うものがいくつかあるが、ハンドルを外すことなく、折り畳んで収納できるのは別の話。よりスマートに見えるので、サイズ的にはもちろん、インテリアとしても場所を選ばずに置きやすい。

そしてコンパクトな見た目とは裏腹に、コーヒーの出来栄えに直結する刃には高級ミルでお馴染みの金属刃を採用している

デザイン性も併せてやはり間違いないだろう!となり、早速購入し1ヶ月ほど使ってみたので感想を綴っていきたい。コンパクトなミルを探している人にはもちろん、これからミルのある暮らしを始める人にもおすすめ。

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TIMEMORE (タイムモア) のコーヒーミル『NANO』レビュー

こちらが TIMEMORE のコーヒーミル『NANO』。ハンドルのつまみ部分は逆三角形なので、指先だけでもギュッと力強く握ることができる。手の大きな男性はつまみを小さく感じるかもしれないが、ぼくの場合は快適に握れた。また挽いてるときの振動が他より手に伝わってくるのも印象的だった。

容量は最大15gのため、自分用に使うのがメインになるはず。カラーは定番の「ブラック」と「ホワイト」の2色展開で、価格は税込14,500円となっている。正直このサイズにしては勇気のいる価格帯だったが、この可愛いらしさはここにしかないと思い購入に至った。

TIMEMORE / コーヒーミル『NANO』



⚪︎サイズ (折り畳み時):W90×D45×H125mm

⚪︎容量:15g

⚪︎重量:360g

⚪︎生産国:中国

粒度はかなり均一で、挽き心地も軽い

中挽き (クリック数 : 20)

刃の材質に採用されているのは鋭利なステンレススチール。セラミック製の刃が “砕く” ように豆を挽くのに対し、ステンレススチールのような金属刃は “切る” ようにして挽くため、挽き心地も軽く、粒度が均一になりやすい

実際に粒度を見てみても申し分なく揃っている (他のミルと比較した粒度の揃い具合や、大まかな挽き目レベルでの比較は下記)。また NANO の金属刃は 1Zpresso のミル2つと比べてみても圧倒的に鋭い。しっかり握るのはちょっと怖いくらいだ。

上のベアリング

あと2つのベアリング (=シャフトという中央の棒を固定して挽いてる時の摩擦を少なくし、より滑らかに軸が回転するのを助ける部品) がミルの上下に備わっているのも均一に挽ける大きな理由

サイズの割には細かく挽き目を調節できる

挽き目はエスプレッソからフレンチプレス用まで36段階で調節が可能。このサイズ感のコーヒーミルではかなり優秀な方だと思う。粉受けを外し、ダイヤルをカチカチと回すことで調節していく (上部の蓋を押さえておくのを忘れずに!) 。

とはいえ気になるのは、サイズ感抜きにして「36段階って多い方なの?」という点だろう。自論、容量が大きく、高価な手挽きミルに比べると少ない。1Zpresso には余裕で100を超えるモノも少なくなく、最近頂いたものは405段階と、上を挙げればキリがない…。

しかしぼくのように趣味でコーヒーを楽しんでいる人には36段階で十分だと思う。調節段階が100以上あるからといって、気付けばキリのいい数字でばかり調整してるってこと、ぼくの場合結構ある (笑) 。

ザラザラ?な表面のおかげで滑りにくい

グリップがなくて滑らないの?という購入前の懸念は【ダイヤモンド・パターン加工】という凹凸が格子状に施された表面が解決してくれた。ザラりとした見た目とは違い、実際はサラッと滑らかな凹凸という感じ。そのため質感も良く、握り続けても全く嫌な感じがしない。

そもそもこのコンパクトさ故に、ほぼ手のひら全体で包み込むように握ることができるためグリップがないことをデメリットに感じることはなかった。

掃除のための分解から組み立てまで

容量が大きいコーヒーミルとは違い、掃除の方法は至ってシンプル。

調節ネジを外すと全てのパーツを取り出せる

まずは粉受けを外し、上の蓋を押さえながらもう片方の手で調節ネジを粗くする方向に回していき、パーツを全て取り出す。あとは付属のミルブラシなんかで各パーツを掃いていく。

そして組み立て。これもすごく簡単。

シャフト(棒) が付いてる蓋を取り付ける
この順番でシャフトに通していくだけ
バネの向きだけには注意

組み立てもとても簡単で、蓋を取り付けたらシャフトに写真の順番でパーツを通していくだけ!唯一気をつけるのはバネの向きくらい (束になってる方を先に通す) 。最後に付ける調節ネジは少し力強く押しながら回転させるとすぐに取り付けられる。

ちなみにこれは新バージョンの掃除方法で、旧バージョンは少し違うようだ。ただリニューアルされてから2年近く経っていて、現在購入するとおそらく新バージョンが届くと思うのでその掃除方法は割愛させてもらった。

実際に1ヶ月ほど使ってみた感想

最後に粒度の揃い具合と、ここが他のコーヒーミルと違って便利!と思った点やどうしようもないけど気になる点などにも触れておきたい。

粒度の揃い具合について

JPpro との比較 (中挽き)
大まかな挽き目レベルでの比較 (()内はクリック数)

実際に NANO の挽き目を 1Zpresso の中でも最高級なミル「JPpro」と比べてみるとこんな感じ (写真はそれぞれ中挽き) 。30,000円近く差があるためさすがに JPpro の方が揃っていたが、ぱっと見ではそこまで違いを感じられなかった。

実際 NANO で淹れるコーヒーは雑味が少なく美味しい。ただ手動のコーヒーミルにはありがちだが粗挽きは結構不揃いだったので、フレンチプレスなどには向いてないかも知れない

ちなみに静電気の発生具合 (写真はコーヒー豆 14g を中挽きで挽いた時) は可もなく不可もなくといった感じなので、個人的には全く気にしてない。

ココが便利!と、どうしようもないけど気になる点について

⚫︎粉受けは外しやすく、外れにくい

⚫︎エスプレッソ挽きがスイスイと楽ちん

⚫︎2人分淹れるとなると出番はなくなってしまう

これは地味だけどいいぞ!となったのは粉受けの着脱感。あまり力を入れずともクルクルっと回すと簡単に外せて、付けるのも容易。そのくせして最後だけギュッと締められるので、挽いてる際にカタカタとぐらつき始めることは今のところない

クリック数 : 6

また大きい刃のミルだと重く感じがちな極細挽きも、このサイズ感ならスイスイ挽けたのも魅力的だった。粒度も綺麗に揃っているので、エスプレッソにも使えそうだ

実は先日購入した Flair Espresso で試しに淹れてみると、かなり美味しく淹れられた。”初心者だからそう感じる” というのもあるかも知れないので、その辺りの近況はTwitterで伝えていきますね!

とまぁこんな感じで素晴らしいミルな訳だが、気になるのはやはり容量。このコンパクトさが NANO の魅力なので、もっと大きくしろとは言えないし言いたくもないけれど、ふたり暮らしのわが家で2杯分をドリップする際に出番が回ることはまずない…

まとめ

こんな感じで TIMEMORE のコーヒーミル『NANO』をレビューしてみた。まだまだ使い始めて間もないが、女性の手でも包み込めるほどのコンパクトさは置くものを選びがちなキッチンや、部屋の微妙に余ったスペースにも違和感なく置きやすい。

付属のポーチに入れて持ち運ぶこともできるものの、紐をキュッと縛るタイプで、壊れない保証はないのでその辺りはまだ試せてない。とはいえハンドルを折り畳んで収納できるサイズ感と高いパフォーマンス力、間違いなく今後も使い続けるミルだと思う。

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