これで3つ目。<April> のドリッパーを買いました。
デンマーク発 <April> の透明感溢れるコーヒープロダクトが好きすぎて、本国からサーバーを買おうかと考えているこの頃。そんな中で昨年末に購入したのが、手作り感漂うブリューイングキットでした。
<April> ドリッパーの詳しい内容については、以前のレビュー記事を読んでいただければ。この記事では、今思うこのドリッパーの良さや、カップの使用感を綴っていきます。
April | Pour-Over Brewing kit
こちらが <April> の『Pour-Over Brewing kit』。いきなりだけど、ちょっと残念なお知らせ。今回は正規代理店のKigu Coffeeで購入したのですが、もうすでに在庫がなく、再販の予定もないようで……。
今後の購入は、デンマークの公式サイトからになると思います。それも、ドリッパーとカップ、別々で。日本円で15,500円+送料くらいになるので少し高めにはなりますが、気になった方はぜひ。
キット内容は、陶磁器製のドリッパーとカップ、ソーサー、蓋の4つ。どれも重厚感があり、使うときは慎重め。カップは <HAY> のローテーブルにずっと置いています。ぼてっとしたフォルムはオブジェとしても可愛い。
<April> ドリッパーで淹れるコーヒー
詳しい特徴は、以前公開した記事を読んでもらえると。ただその頃とはコーヒーに対する考え方が多少変わっているはずなので、今思うことも書いていきます。
- 角がない酸味を引き出す
- センタープアーの割合を増やすのがキー
酸味の質がとにかく高いように感じます。浅煎りの果実感たっぷりで、角がない。時間の経過ともにフレーバーの表情が豊かに変化して行きます。大好きなエチオピアやブルンジを、もっとフルーティに、かつまろやかにしてくれます。
ドリップレシピは色々考えたものの、<April> が公式で謳っているレシピで淹れるのが一番美味しかった (笑) 。真ん中に注ぐセンタープアーだけで十分撹拌されます。円を描くように注ぐだけだと、抽出が余裕で3分を超えて雑味も出やすい🙄
■材料
・コーヒー豆 (コマンダンテ28クリック):14g
・お湯 (90~92度) :200g
■ドリップレシピ
⚫︎0:00 – 0:06 30gを全体に回すように注ぐ
⚫︎0:30 – 0:38 70gを中心に向かって注ぐ
⚫︎1:10 – 1:16 30gを全体に回すように注ぐ
⚫︎1:40 – 1:48 70gを中心に向かって注ぐ
コーヒー粉の挽き目は、僕が使う <FELLOW> の電動ミル『Ode Gen 2』だと「6」。ドリップレンジのちょうど真ん中に設定しています (公式はコマンダンテ28クリック) 。
ペーパーフィルターは <Kalita> のウェーブフィルター (155) を使っています。大きいサイズ (185) も使えるけど、ドリッパーの上から5mmほど飛び出て若干不恰好に。
表参道にある <Higuma Doughnuts × Coffee Wrights> で買ったエチオピアの豆を、<ORIGAMI> や <OREA> で淹れると酸味が物足りない印象だったのですが、<April> を使うと超ジューシーに。
豆のポテンシャルを引き出すのが上手なんですかね。浅煎りのフルーティさを存分に楽しみたい方は、絶対に、と言うと言い過ぎかもですが、満足度高いと思います。
ちなみにガラスやプラスチック製のものは、引き続き日本で買えるようです。ガラス製はよりフルーティさが出る感じがして、味で言うとこちらが好み。
クラフト感満載のカップ&ソーサー
カップの容量は記されておらず、190~200mlがちょうど良く収まります。轆轤 (ろくろ) で回したような縞模様には心が躍る!
蓋をしてみました。可愛い……。本国から直接買うと、ロゴの色は青色に、さらに <April> カラーのオレンジスプーンも付いてきます。日本で買ったものは、ドリッパーとソーサーの裏に黒のロゴがありました。
まとめ
こんな感じで <April> の『Pour-Over Brewing kit』を使う感想を綴ってみました。実は、記事の更新は2ヶ月ぶり。少し懐かしい気持ちになりながらキーボードを打ちました。
ブリューイングキットを使う様子は、インスタのリールに載せているのでよければ覗いてみてください。この記事の撮影で使ったコーヒー豆は <Post Coffee> のサクラブレンド。熟した果実感がクセになる🌸
April | Ceramic Brewer – 公式サイト
April | Filter Cup Kit – 公式サイト