1950年代のデザインそのままに。 Bodum (ボダム) のフレンチプレス『CHAMBORD®』で濃密なコーヒーを。【レビュー】

「コーヒーの粉とお湯を注ぐだけで、本格的なコーヒーが飲めますよ」

まだコーヒーを淹れたことがなかった大学生の頃、ふと立ち寄った大阪 (梅田) のスターバックスで販売されてるのを見つけ、店員さんのその一言で購入したのが Bodum (ボダム)『CHAMBORD® (シャンボール)』だ。

1950年代にパリで広まったフレンチプレスをそのままイメージして作られたというクラシカルな雰囲気と、長持ちしてくれる安心感から愛用してはや3年。コーヒー本来の豊かな風味を楽しみたい人に向けて、使ってみた感想などを記しておきたい。

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豊かな風味を楽しめる。Bodum (ボダム) の『CHAMBORD®』フレンチプレスについて

こちらが今回紹介したい Bodum の『CHAMBORD® (シャンボール)』というフレンチプレス。シンプルで実用的なデザインながらも、クラシカルな華やかさは何年使っても美しい。持ち手はマットな仕上がりなので、高級感もある。

そんなボダムは1944年、デンマークのコペンハーゲンにピーター・ボダム氏によって設立された伝統ある会社。1974年以降はフレンチプレスを全世界で1億個以上売り上げている点にも信頼がおける。

フレンチプレスで淹れたコーヒーの特徴は、「濃厚さ」。ペーパーフィルターで淹れた時とは違い、フレンチプレスはオイルも抽出するためどっしりと、かつコクのある風味豊かなコーヒーを楽しめる。

カラーは「シルバー」「ピンクゴールド」「ゴールド」の3色。外観はもちろん、パーツなどのメタリックな箇所にはステンレススチールが採用されてるため、頑丈で錆びにくく、劣化しにくい。

価格は後述する3つのサイズ (350ml、500ml、1000ml) に合わせて、シルバーが税込4,000〜5,500円ほど。ゴールドがもっとも高価で税込5,500〜7,700円。ピンクゴールドはその中間くらい

とはいえ上記は “基本価格” で、個人的にはかなり変動するため印象のため実際にオンラインサイトで確かめてみた方がいい。

Bodum : CHAMBORD®



▪︎サイズ:

 ・350ml : 幅 8×奥行 11.1×高さ 16.8cm

 ・500ml : 幅 10.5×奥行 16.6×高さ 19cm

 ・1000ml : 幅 10.7×奥行 14.1×高さ 23cm

▪︎素材 : ステンレススチール・プラスチック・耐熱ガラス

▪︎機能 : 食器洗浄機/乾燥機 ○

▪︎原産国 : ポルトガル

なぜボダムのフレンチプレスを使うの?

──耐久性の高さ。長持ちしてくれるのが愛用の決め手だ。

具体的にどこで耐久性をチェックするかというと、「プランジャー」と呼ばれるプレスする部分。ここがグラグラだとちゃんとプレスできない。特にフィルター部分がヨレヨレになると、プレスしたときにコーヒーの粉がその脇を通り抜けてしまうことも…。

ボダムのフィルターはステンレスでできているため、耐久性を担保しつつも、プレスするとガラス容器に密着するように程よく変形してくれる。スタバのプレスコーヒーが CHAMBORD® で淹れられてるのも、長持ちするが故かもしれないなぁ。

なぜ 350ml サイズを選んだの?

サイズ展開は、350ml・500ml・1000ml の3パターンが基本。ぼくが購入したのは 350ml なんだけど、それはひとえに “わが家ではぼくしかフレンチプレスのコーヒーを飲めないから” だ。

フレンチプレスの濃密な飲み心地が苦手な人は結構いる。

なのでサイズを選ぶときは、わが家ではコーヒーを飲む人が3人いるから 500ml を選ぼう!ではなく、「濃いコーヒーを飲める人が3人いるから 500ml を選ぼう!」の方がいい。

前述のとおりカフェオレなんかにすると飲む人がいる場合は大きめでもいいかもだけど。

CHAMBORD® でコーヒーを淹れてみる。微粉はどう?

❶ 粗挽きのコーヒーの粉6〜8gに対して、お湯 (92~96度) 100mlを注ぐ
❷ 注ぎ切ってお湯に浸かってない粉があったら、スプーンなどで浸けてあげる
❸ プランジャーをセットして、4分間待つ
❹ 注いで完成!

淹れ方は簡単!

粗挽きのコーヒーの粉6〜8gに対してお湯 (92~96度) 100mlをガラスの容器に注ぎ、プランジャーをセットして4分間待つ。タイマーが鳴ったらつまみの部分をゆっくり下まで押し下げていく。あとはカップに注いで完成だ。

ボダムは注ぐときに液垂れしにくいのも嬉しい不便を感じるとしたら、ガラス容器に目盛りが記されていないところかな

気になるのは微粉だ。

注ぐときにゆっくりとボディを傾けて、沈澱している微粉をなるべく避けるように注いでみたらこんな感じ。写真ではちょっと分かりにくいけど、個人的にはそこまで気にならない。

とはいえ最後まで注ぎ切るとやはり微粉も流れ込み、最後の方はかなりザラつきを感じる。どうしても嫌な場合はカップに注いでから2分ほど待ち、微粉を沈ませてから飲むのといいかも。

分解・組み立て方法

蓋のつまみを持ちながら円形状のパーツを回して外す
食器用洗剤で洗う
ガラス容器も外して洗う

淹れ終わった後の分解方法もサラッと紹介しておこう。

蓋のつまみを持ちながら、プランジャーの先に付いているフィルターなど円形状のパーツを時計回りでまわし、別々に分ける。外すのがちょっと硬い時もあるけれど、思いっきり回しちゃって大丈夫!

ガラス容器も外して洗う (熱くなってるのでちょっと注意)。ピンクゴールドの部分についてはコーヒーが付いたりしたら軽く洗剤で洗うけど、そうじゃなかったら水洗いで済ませてる。

乾燥後に組み立てるとき、忘れがちなパーツを重ねる順番はこのとおり。重ねたらプランジャーの先に反時計回りで取り付けて、ガラス容器にプレスした状態で保管しておく。ほこりが入らないようにね。

Bodum (ボダム) のフレンチプレスを3年間ほど使った感想

⚫︎硬くない。程よい力加減でプレスできる

⚫︎フィルターがヨレヨレになっても交換できる

⚫︎後片付けがちょっと面倒。カスを捨てたり、分解掃除をしたり…

硬くない。程よい力加減でプレスできる

プレスするときは、「程よく体重をかけたらラクにできるな」という印象。決して硬くない。

逆にあまりにも軽くプレスできると、フィルター部分とガラス容器が密接していないことになるので、これくらいの密接具合が個人的にはベスト。フィルターより上に大きな粉が乱入してくることもない。

ESPRO『ウルトラライトプレス』

対して ESPRO のフレンチプレス (ダブルマイクロフィルターを採用し微粉がボダムよりも少ない。が、10,000円以上もざら) はフィルターの周りにゴムが付いてるため、密接感は群を抜いてるが、まるで浮き輪でも膨らますのかというくらい力が必要なときも。

全員にオススメできるのはボダムかな。

フィルターがヨレヨレになっても交換できる

使いすぎてステンレスのフィルターがヨレヨレになってしまったら、ボダム専用のフィルター (↓) に交換できる。350ml サイズだと送料込みで1,200円ほど。

安価で売られているものは交換用のフィルターが基本ないので、フィルターの寿命が来たらフレンチプレスごと交換しないといけない。なので長期的に見たらボダムの方がコスパは高いんじゃないかな。

個人的な交換の目安は、プレスするときの感覚が軽くなったり、コーヒーを注いだときに大きめの粉がカップに入るようになったとき。ぼくは約週2回ボダムでコーヒーを淹れる生活を3年近く続けてるけど、フィルターを交換したのは半年前が初めて。

それくらい長持ちしてくれるので、フィルターの交換頻度はそこまで高くない。

後片付けはやはり面倒。カスを捨てたり、分解掃除をしたり…

ボダムだけでなく、全てのフレンチプレスに当てはまるのがきっと「後片付けめんどくさいよ問題」だろう。

コーヒーを注いだ後はコーヒーかすがどっぷりと腰を据え、出てこようとしない。スプーンでほじくり出すことも多々…。

時間が経つにつれますます腰を据えるので、コーヒーを注いだらすぐに対応した方がいい。あとは洗うための分解。これは慣れれば仏の如く無心でこなせるが、最初は間違いなく面倒に感じると思う。そこは気合いで、、!

まとめ : 美味なプレスコーヒーを飲むならボダムで十分以上

こんな感じで bodum (ボダム) の『CHAMBORD® (シャンボール)』フレンチプレスを愛用している感想などを記してみた。高価な ESPRO のフレンチプレスは微粉が出にくいが、美味しいプレスコーヒーを飲むならボダムで十分以上だ。

まとめ

【CHAMBORD® のココが良い】

  1. パーツの耐久性の高さゆえに長持ちしてくれる
  2. 程よい力加減でプレスできる
  3. ステンレスフィルターだけを交換できる

【CHAMBORD® のココが気になる】

  • 微粉も抽出されてしまう
  • ガラス容器に目盛りが記されてない
  • ゴールドカラーはお高め

下手に安いものを買ってフレンチプレス丸ごと交換するくらいなら、最初からボダムのように長持ちする仕様になっているモノを選び、フィルターがへばったらそれだけ交換する。を繰り返した方がよっぽど賢明な気がする。

「このコーヒーはコクがあって美味しいなぁ」と呟いたことのある人、本当にオススメなので気になったらぜひチェックしてみてほしい。

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