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芳醇な香りを引き立てる。Cores (コレス) の『KIKI MUG (キキマグ)』が相変わらず最高でした。【レビュー】

美濃焼きのクラフト感とワイングラスのようなフォルムがたまらなく好き。

昨年の秋に購入して以来、ずっと愛用してきた Cores 『KIKI MUG (キキマグ)』。当時はブラックをひとつ購入したけれど、わが家は2人暮らし。どちらがキキマグを使うか問題も勃発していたので、ホワイトを購入した。

実は昨年レビューしたのだが、ORIFFEE の記事の中でも人気なコーヒーウェアということで、愛用したからこそ分かった点も含め、使ってみた感想などを改めて綴っていきたい。

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香りを感じやすい Cores (コレス) 『KIKI MUG (キキマグ)』について

こちらが今回改めてレビューしたい Cores の『KIKI MUG (キキマグ)』。無駄な装飾はなく、裏面の Cores のロゴマークも薄いグレーで仕上げられているため、全体のデザインを邪魔してこない。

まるでワイングラスのような筐体はコーヒーを注ぐと底面に香りが充満し、飲み口にかけて香りの出口が狭くなるためコーヒーの芳醇な香りを逃すことなく感じられる

そして容量はたっぷり320ml 。底面が広いため直径10cm のコースターを買った際はキキマグには不恰好かな?と思ったけど、案外ふつうに乗せられた。コースターはよほど小さくない限り問題なさそうだ。

価格は税込1,980円と高すぎず安すぎずと言った感じ。材質は陶器でなく吸水性のない磁器のため、電子レンジや食洗機でも使用できる

Cores : KIKI MUG



⚪︎ カラー:ホワイト・ブラック・グリーン・イエロー
⚪︎ 容量:320ml
⚪︎ サイズ:W12cm × D9cm × H8.5cm
⚪︎ 生産国:日本(岐阜)
⚪︎ 材質:磁器
⚪︎ 重量:250g

カラーによって違う!美濃焼きのクラフト感

岐阜県美濃
左:ホワイト (志野) 右:ブラック (瀬戸黒)
左:イエロー (黄瀬戸) 右:グリーン (織部)

岐阜県で生産される美濃焼きにはいくつか種類があり、それぞれが持つ特徴を現代風のカラーにアレンジしたものがキキマグの4カラーとしてラインナップしている

ホワイト (志野=種類) はやさしさと温かみを感じられ、少しベージュも入っている印象。少しザラつきのある表面には砂のような小さな素材が含まれており、まるで陶器のような表情を浮かべる。

ちなみに前回購入したブラック (瀬戸黒) は、光沢がありながらもほんのりマットな印象。

グリーンやイエローは手元にないため Cores さんに確認してみたところ、グリーンは光沢のあるツルッとした質感、イエローはブラックと似て少しマットな質感をしているんだとか。

気になる、、。

キキマグを愛用して感じたココが良い!とココが気になる

⚫︎ ソッと指先に馴染んでくれる広い持ち手

⚫︎ 思ったより欠けにくく、割れにくい

⚫︎ サーバー代わりに使うのはやめた方がいい

広い持ち手はソッと指先に馴染んでくれる

──長く愛用するためには持ち心地の良さが大切。

いろんなマグカップを試してきたけれど、現状、キキマグの持ち心地が一番すき!持ち手は広く設計されているため指先をスッと通すことができるし、何より親指の添え心地が抜群にいい。

親指のひらの形状に合わせて下向きにカーブしているので、自然に親指を添えられる。キキマグは磁器のため重厚感があるが、持ち上げた時にそれをできるだけ感じさせなようにもしてくれる。

思ったより欠けにくく、割れにくい

かなり不器用なぼくは、キキマグを洗ってるときに容赦なく流し台に落としてしまうけれど、今のところ欠けることもなく平気なご様子。

「なぜこんなに欠けないんだろう」と気になったので調べてみたところ、陶器は900度程度の温度で焼いていくのに対し、キキマグのような磁器は1200~1400度ほどで焼いていくため耐久性が特に高いんだとか。

だからと言って落としていい訳ではないが、割れにくいことを知っているだけでもどこか安心して使えるというもの (気をつけます) 。

キキマグに直接淹れるときは、ちょっと注意

つい先日サーバーの代わりにキキマグに直接コーヒーを抽出してみたら、飲み口から側面まで、結構熱くなってしまった。セラミックや金属など、熱伝導のいいドリッパーを使う際は注意した方が良さそうだ。

まとめ : リピートして正解だった

こんな感じで Cores (コレス) の『KIKI MUG (キキマグ)』にを改めて紹介してみた。以前から気になっていたホワイトの質感も、ブラックとはまた違った “味” がありとても満足している。

まとめ

【ココが良い】

  1. カラーごとに違う美濃焼きのクラフト感
  2. コーヒーの芳醇な香りを一層感じられる
  3. 指にやさしく馴染んでくれる持ち手

【ココが気になる】

  • サイズはひとつのみ
  • サーバーの代わりに直接ドリップすると飲み口まで熱くなる

「コーヒーに合うカップはどれですか?」と聞かれたらまず勧めたくなるマグカップ。美濃焼きの質感を感じながら、コーヒーの芳醇な香りも思う存分堪能してほしい。

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