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飛び抜けた主役感。全てが最高級なCores(コレス)の『ゴールドコーンフィルター&サーバー』を一ヶ月使ってみた。【レビュー】

前々から一度は使ってみたいと恋焦がれていたモノを、ついに試す日がやってきた。

以前記事でレビューしているCores(コレス)の『キキマグ 』。その執筆時にコレスさんとメールでやりとりしてた際、レビュー用にと快く『ゴールドコーンフィルター&サーバー』を提供して頂いた。

これほどデザイン性のみで惹かれたのは久しぶりの代物だったので興奮しながら淹れてみたけど、結論から言うと、最高。ドリップし終えて、フィルターをサーバーから外した時の “香りの立ち方” が別格だ。興奮治らないうちに早速レビューしていきたい。

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目を見張る美しさ、Cores(コレス)の『ゴールドコーンフィルター&サーバー』

こちらが、今回提供して頂いたCores(コレス)の『ゴールドコーンフィルター&サーバー』だ。特異性以外の何のものでもないこのデザインが、至極美しい。ゴールドに輝くフィルター部分だけでなく、サーバーも個性溢れるユニークで洗練されたデザインをしているから、余計に惹かれてしまう。

名前にある「コーン(CONE)」とは、英語で「円錐」という意味。美しい円錐形のフォルムをしていることから、その名が付いたのだろう。

肝心のコーヒーの味わいだって、文句なしだ。詳しくは後述するが、独自の金属フィルターを採用しているから、通常の金属フィルターよりも香りを一層楽しめる。そして香りを増幅させる工夫は、フィルターだけでなくサーバーにも施されている(これも後述していく)。

金属フィルター特有のコーヒーオイルも存分に抽出されて、よりコーヒー本来の深い味わいを感じることができ、なめらかな舌触りも楽しめる

コーヒーオイルにより逆に味が濃厚に感じられ過ぎる時があるんだけど、そこに対しても工夫をしているようで・・・

こんな感じで、フィルターの底はフラットになっている。円錐の底に流れが集中して、成分の過抽出を防ぐ役割があるのだそう。

あと、フィルターにあるCoresのロゴマークも可愛いくて、何気なくお気に入りポイント。

ペーパーフィルター不要だから、環境、そして経済的にも優しいのもGOODだ。

『チタンコーンフィルター&サーバー』との違い

実は『チタンコーンフィルター&サーバー』という、『ゴールドコーンフィルター&サーバー』とは兄弟的な存在の抽出器具がある。

一番大きな違いは、「フィルターの素材」。両者ステンレスを採用しているのだが、表面にコーティングしているものが違う。

純金コーティング
チタンコーティング

『ゴールドコーンフィルター』には「純金コーティング」が、『チタンコーンフィルター』には「チタンコーティング」が施されている。それゆえに香りや価格にも差が現れるので、両者を検討する上でかなり大きな違いとなる。

その他のより具体的な違いについては、この記事でまとめきれず別途記事を書いたので、下記から読んでもらいたい。

基本仕様はこんな感じ

サイズは幅18.5×奥行き14.5×高さ19.0cm と、かなり大きい仕様。これをデメリットと捉える人もいるだろうが、スタイリッシュで只者ではない風情を漂わすことに貢献しているのは間違いない。

サーバーの表面にはドットが2つ入っていて、下は250ml、上は500mlとなっている。サーバー内は広く氷を入れる余裕もあるから、アイスコーヒーもストレスなく淹れられそうだ。

一方でフィルターの縁は帽子のツバのようになっているので、想像以上に持ちやすい。サーバーへの着脱も容易だ。

気になる価格は、定価12,000円(税別)とかなりお高め。フィルターとサーバーそれぞれ単品でも購入することが可能で、それぞれ9,000円(税別)、3,000円(税別)となっている。

個別で購入するメリットは、「フィルターは『ゴールドコーンフィルター』がいいけど、サーバーはチタンンコーンフィルター用を使いたい。」といった場合のように、組み合わせに柔軟性を持たせられるところ。

そのほかの基本仕様はこんな感じ。

【基本仕様】 



・抽出量:2~4杯用

・最大容量:500ml

・耐熱温度差:サーバー120℃

・生産国:中国

食器洗浄機(乾燥機):使用可能

『ゴールドコーンフィルター&サーバー』を実際に使ってみた。ー魅力ー

  1. 純金メッキがコーティングされてるから、一層本来の風味を感じられる
  2. 目詰まりを起こしづらい縦長のメッシュ構造
  3. コーヒーの潜在的な香りをも感じさせるフォルム
  4. 見た目とは裏腹に持ちやすいサーバー

純金メッキがコーティングされてるから、一層本来の風味を感じられる

実際に1ヶ月使用してみて、ココ良いなと感じたのが上記の4点。そんな中で、「科学的知見に基づいて開発されてる」ということをヒシヒシと感じられたのが、フィルターの表面だ。

少し冒頭で伝えたけど、フィルターの表面には「純金のコーティング」が施されている。

これにより、コーヒーを淹れてる時に化学変化が起きにくくなり、コーヒーが持つ本来の味わいを邪魔されることなく抽出できる

付随効果として、カビや錆が発生しにくくなるのも衛生的に保てるからうれしいポイント。

目詰まりを起こしづらい「縦長のメッシュ構造」

もう一度フィルター部分をよく見てみると、縦長の穴が無数に空いている。この穴からコーヒーがサーバーへと流れ落ちていく訳なんだが、実はこの穴の形、金属フィルターにとってはかなり重要

「丸形」や「杉綾模様」のメッシュもあるのだが、その中でも「縦長」の形をしているゴールドコーンフィルターは、目詰まりを起こしづらい

つまり、穴の中にコーヒーの粉が挟まる心配がほぼないのだ。その上、コーヒーの粉の成分を効率よくお湯に溶解させることもできる。

実際に使ってみたところ、多少は目詰まりした。淹れた後の残り粉を捨てて、軽くフィルターを水洗いしても詰まっていたのがこちら。水洗いしても残っているから、確実に詰まっていた分だと思う。

正直、どれくらい細かな粉で淹れるかによってもこの辺りの結果は変わってくるので、一概には言えないが、個人的にはそこまで気にならないレベル。

コーヒーの潜在的な香りをも感じさせるフォルム

このようなフォルムをしたサーバーを見たことがあるだろうか。このフォルム最大の特徴が、まるでワイングラスのような形をしている上部。

ドリップすると、ふくらみ部分に蒸気と香りが充満し、ドリップし終わった後もコーヒーのうっとりするような香りを楽しむことができる。

“香りが充満していること” を知っているのと知らないのとでは、この時のワクワク感が段違いだ。ぜひ実感して欲しいポイントのひとつ。

見た目とは裏腹に、注ぎやすサーバー

正直、我が家に到着したばかりのサーバーを見た瞬間、「大きすぎかな?」という印象を受けた。さすがにこれは注ぎにくいだろうと少し物怖じしてしまったが、結論、良い意味で予想を裏切ってくれた。

その大きな理由となるのが、サーバーの大きさに比例してかなり大きく設計された持ち手。なめらかな丸みも帯びていている。

その他多数のサーバーとはまるで違い、手のひら全体を使って持ち上げて力をスムーズに伝えられるので、注ぎやすさも劇的に向上している。

ただし、一気にサーバーを傾けると想像以上にドバッと出てくるので、「最初は慎重に」。

ココは少し気になる

これは圧倒的な存在感の代償と言うべきだろうか。『ゴールドコーンフィルター&サーバー』のサイズ感を考えると、場合によっては収納するのに苦労するかもしれない。どこに置くかを決めてから、購入する方がイイだろう。

そして、金属フィルター特有の微粉(フィルターをも通り抜けてサーバーに流れ落ちてしまう超細かなコーヒーの粉)は、やはり気になるところ。

コーヒーをグラスに注いで飲んでいくと、最後の方には微粉がハッキリと目視できるようになる。

そのまま一気に飲むとザラザラした舌触りを感じてしまうので、飲み終わり直前は微粉が沈殿したのを確認してから、ゆっくり飲むのが得策だ。

まとめ

こんな感じで、Cores(コレス)の『ゴールドコーンフィルター&サーバー』を使ってみた感想を綴ってみた。

使い始めて一ヶ月強が経過したが、長い間憧れていたこの唯一無二のデザインに未だ虜となっている。

「どんな香りがするのか」、それはコーヒーを楽しむ醍醐味だったりもするので、コーヒーの香りが好きならぜひ持っておきたいところ。

まとめ

【ココが良い】

  1. 主役級のコーヒー器具を手に入れることで、他の器具も集めるのが楽しくなる。
  2. 純金メッキがコーティングされてるから、コーヒー本来の風味を感じられる
  3. 目詰まりを起こしづらい縦長のメッシュ構造
  4. コーヒーの潜在的な香りをも感じさせるサーバーのフォルム
  5. 見た目とは裏腹に持ちやすいサーバー

【ココが気になる】

  • 収納スペースに余裕がないと、「見た目の美しさ<窮屈」な印象になってしまう
  • 微粉も抽出されるから、飲み終える直前はザラりとした舌触りを感じる

価格帯が低いモノをたくさん集めたとしても、そこから主役が生まれる可能性は低いように感じる。

Cores(コレス)の『ゴールドコーンフィルター&サーバー』は価格的には確かに高めとなっているが、どの家庭でも必ず主役になれるポテンシャルを持ち合わせている。

「空間を鮮やかに彩るコーヒー器具が欲しい!」「デザイン性はもちろん、コーヒーの味わいもより豊かに感じられる抽出器具を使いたい!」という人には、ぜひ一度試してほしい。

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