【レビュー】雑味を感じにくい、失敗しにくい。だから Cores (コレス) の『ゴールドフィルター』を1年間愛用してきました。

もっと気軽に金属フィルターを使いたい。

ペーパーフィルターに比べ、金属フィルターはオイルをたっぷり抽出できるため、風味豊かなコーヒーを楽しめるのが魅力だ。けれど、ペーパーよりも味の調節が敏感で、少しレシピを変えるだけで雑味を感じる印象もあった。

そんな中でも愛用してきたのが Cores の『ゴールドフィルター』。縦長のメッシュ構造により短時間で抽出できるため、えぐ味のないクリアな味わいになりやすい。また純金コーティングが果実感ある風味を引き出してくれるのも魅力的。

“失敗しにくい” 金属フィルターとして1年間使ってきたので「なぜスッキリ淹れられるのか」「純金コーティングはなぜ風味を引き出せるのか」という点を中心に、記事にまとめておきたい。

Contents

気軽に淹れられる。Cores (コレス) の『ゴールドフィルター』

こちらが今回レビューしたい Cores の『ゴールドフィルター』。思わず使いたくなるデザイン性はもちろん、えぐ味を抑えるために濃度を薄めで淹れたとしても、純金コーティングとたっぷりのオイルにより風味を豊かに感じられるのがポイントだ。

コーヒーオイルは他の金属フィルターよりも少し多く抽出されてる気がする。カップに注ぐと表面がキラキラ輝いてるのがよく分かる。まろやかな舌触りになるので個人的にはすごく好き。

サイズは「2~5杯用 (C246BK)」と「2~8杯用 (C286BK)」の2つ。ぼくが使ってるのは C246BK。価格は小さい方が3,300円 (税込)、大きい方が3,850円 (税込) 。やや迷う価格帯ではあるが、これさえあれば金属フィルターは十分事足りるので、個人的には全然アリだと思う。

Cores / ゴールドフィルター



⚪︎サイズ (C246BK):W10×D9.5×H7.5cm

     (C286BK):W12×D12×H8.5cm

⚪︎重量 (C246BK):20g

    (C286BK):30g

⚪︎材質:純金メッキ(ステンレス)・ポリプロピレン

⚪︎耐熱温度:135℃(フィルター)

⚪︎付属品:フィルターホルダー

⚪︎生産国:中国

縦長のメッシュ構造で雑味のない、クリアな味わいに

ゴールドフィルター
Bloom ドリッパー

前に紹介した ESPRO の金属フィルターと比較してみた。ESPRO のようにメッシュが丸いタイプは目詰まりを起こしやすく、お湯の抜けが遅い。そのためエグ味を感じることもあった。

一方でゴールドフィルターは縦長構造なので、目詰まりを起こしにくく、お湯の抜けもかなり速い。実際に使ってる中で、目詰まりして爪先で取ろうとしたことは今の所ほぼない、はず。お湯の抜け具合はハリオのV60よりもかなり速い。

ちなみにメッシュの穴は裏側から表面に向かって打ち抜いているそうなので、滑らかな形状になっている。確かに触ってみると穴が開いてる気がほぼしない。お湯が抜けやすくなり、短時間抽出を促しているようだ。

ホルダーとの接点をわずかにし、さらにクリアな味わいに

実際に使う時は、フィルターを付属ホルダーの突起部分にセットする。突起の位置を確認しないといけないのは少々手間かもしれないが、淹れてる時にホルダーとフィルターの接点は突起部分だけ。お湯の抜けをさらにスムーズにしている

ちなみにホルダーの素材は、軽く、耐久性にも優れたポリプロピレン。サッと手に取れて手軽に洗えるので、重いセラミックや、何かと高音が鳴る金属フィルターに比べてどこか無意識に選びがちな気もする。

純金コーティングが香りを引き立てる

「クリアにしすぎたら薄くなるんじゃないの?」と聞こえてきそうだが、冒頭で話しとおりそんなことはない。ステンレスのフィルターには純金コーティングが施されている。ゴールドは金属イオンを発生させにくいので化学変化が起きにくく、コーヒー本来の風味を引き出しやすいのだ。

実際のデータを見てみるとよく分かる。またゴールドは酸化もしにくいため、フィルター自体も錆びにくい。実際ぼくが1年間、大体週2~3のペースで使った時点では全く錆びてない。ちなみにコーティングが剥がれることもなかった。

実際に1年間ゴールドフィルターを使ってきた感想

⚫︎円錐ではなく台形なので洗いやすい

⚫︎(試したことはないが) 市販のコーヒーメーカーにもセットできるそう

⚫︎やはり微粉は出てしまう

金属フィルターに多いフォルムが円錐形。実際に持ってる人は分かるかもしれないが、高さがどうしてもでてしまうため円錐の頂点が若干洗いづらい。その点ゴールドフィルターは台形。高さもなく満遍なく水洗いできるので、手軽に洗えるのが嬉しい

またサイズさえ合えば、市販のコーヒーメーカーにセットすることもできる。ぼくはコーヒーメーカーを使わないので試してはないが、フィルターに隠れるように付いてる持ち手は取り外しを容易にするためだろう。

デメリットを挙げるなら、やはり微粉は出てしまう点。ザラっとした舌触りが苦手な人は、サーバーに抽出後、攪拌してから1分ほど待ち、微粉が下に溜まったのを確認してからカップにゆっくり注ぐといい。

ちなみにカフェオレを作るときもゴールドフィルターをよく使うけれど、ミルクのどっしり感からか、あまり微粉が気にならない。カフェオレのレシピはまた後日記事にするとして、最後にゴールドフィルターで淹れるブラックコーヒーのおすすめレシピを紹介しておきたい。

ゴールドフィルターで淹れるおすすめレシピ

▼ブラックコーヒーのレシピ



①挽き目は中粗挽き

②湯温は 88~90度(浅煎りは高く、深煎りは低く)

③お湯と豆の比率は100 : 7

ポイントは「少し濃度低め」で淹れること。

ゴールドフィルターはお湯の抜けが速いので、濃度は普通程度に淹れてもいいと思う。けれど、個人的には紅茶のようにスッキリと、でも豊かな風味も楽しめるコーヒーにしたいので、濃度は少し低めに設定してる。

(ゴールドフィルターはオイルが豊富に抽出されるので、濃度低めで淹れても風味は残りやすい)

少し薄いと感じたら、湯温を1~2度上げてみるか、豆の比率を100 : 8にしてみるといい。最後にもうひとつ、挽き目だけは中粗で固定した方がいいと思う。微粉だけは最小限にとどめたい。

まとめ

こんな感じで Cores の『ゴールドフィルター』をレビューしてみた。失敗しにくい金属フィルターとして、ペーパーでしか淹れたことがない人にはもちろん、金属フィルターにあまりいい印象がない人にもおすすめしたい。

雑味が出にくいという意味で失敗しにくいし、金属素材はメッシュ部分にしか使われておらず、それ以外はポリプロピレン。サーバーにセットした際に金属感のある音が鳴らないのも、気軽に使えるフィルターの価値をさりげなく高めている。気になる人はぜひ一度試してみてほしい。

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