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ロンドン発のサステナブルなコーヒー器具ブランド、ついに日本上陸。
インスタで見ていた『OREA』のプロダクトが、京都を拠点にする Kigu Coffee からリリースされるとのことで、ドリップセット一式を頂いた。我慢できないので使った結論からズバリ伝えると、どれも洗練されてて飽きない、最高だ。
特筆すべきはドリッパーだろう。ただ絶妙なサイズ感とフォルムのカラフェも気に入ってるし、ありそうでなかった見た目のグラスも素晴らしい。満遍なく OREA 製品を紹介していこう。
![画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: Kigu_Logo_RGB.jpg](https://oriffee.com/wp-content/uploads/2022/07/Kigu_Logo_RGB.jpg)
送料がOFFになるクーポンコード:「oriffee-orea」(2022年8月31日まで)
OREA のラインナップについて
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- ドリッパー:Orea Brewer V3 (Clear/Glossy Black)
- ドリッパーベース:V3 Base recycled plastic
- カラフェ:Sense Carafe (400ml)
- グラス:Sense Glass (275ml)
今回頂いたのは、日本で展開していく上記4つ。OREA 公式サイトでは他のラインナップも展開されてるが、そのメインは Kigu Coffee から購入できるようなので個人的には満足。
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一応、日本ではまだ未発売のものを軽く紹介しておくと、Sense Glass とほぼ同じフォルムだけど容量が少ない「Sence Cup (左)」。容量が少ないから別にいいかな、と思っていたら、Glass と同じ容量・デザインでカラーが逸脱の「Sense Glass × MK (右)」があった。これは欲しい!
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そして是が非でもほしいのが「V3 Walnut Holder by PROLOG」。PROLOG は韓国にあるアトリエで、わずか3人によって構成される少数精鋭チームだ。アメリカ産の上質なウォールナットを使ったという艶感とデザインに惹かれる。
その他には専用の紙フィルターや、それを折るための道具も展開している。ただ紙フィルターは Kalita ウェーブのものが使えるし、公式もそれを推奨してるのでこの辺りは気にする必要がなさそうだ。
■OREA ってどういう意味?
昔のギリシャ語で「From The Moutains (=山々から)」を意味し、今のギリシャ語で「Beautiful (美しい)」を意味する。コーヒーが山岳地帯で栽培されることに由来するとのこと。
Orea – Dripper & Plastic base
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まずはドリッパーとベースから。ドリッパーの素材にはドイツのクリアノバ社が製造する頑丈なプラスチック・トロガミドを100%使用するため、衝撃に強いのがポイントだ。どれほど強靭か、面白いインスタ動画があったのでぜひ観てほしい。
またとても軽く、「S」と「L」の2つあるサイズのうち Small は39g。着脱できるベースは14gなので、合計53gに収まる軽量感となっている。外コーヒーにも間違いなく向いてるだろう。
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価格はドリッパーが税込4,500円で、ベースが1,980円。なので実質6,480円と海外器具あるあるの高価格ではあるが、素材にもこだわり、場所を問わず使いやすいのでストンと納得できた。ここからはドリッパーとベースを別々に紹介しよう。
Orea Brewer V3
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こちらが『Orea Brewer V3』。素材に使われるトロガミドは熱伝導率が低いため、表面に熱が伝わるのを防いでくれる。抽出後でも素手で持つことができた。また熱がドリッパー内に残ることにより、甘さまでしっかり溶け出てくれる。
特許も取得した底面は「Orea Ring」と呼ぶらしく、1cmの穴のまわりを円状に囲むデザインが特徴的だ。これによりお湯が行き詰まることがなく、一貫性のある速い抽出が可能らしい。実際に使うとたしかにお湯が落ちるのが速い。
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感覚的だが ORIGAMI (円錐型フィルターを使用) よりやや遅く、V60 とは同じくらいの印象。なお底面はフラットなので、コーヒー粉の量に関係なくお湯の抽出スピードは変わらない。味わいはV60のようにクリア、でもとろみも感じられた。
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これは余談だが、名前の「V」は Version (バージョン) の頭文字で、これまでに V1→ V2 MK1 → V2 MK2 の計3つのドリッパーが開発されている。なので V3 は4代目の最新バージョンということになる。今後のアップデートにも期待したい。
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サイズは「Small (18~20g)」と「Large (~36g)」の2つ。見た目より容量があるように感じたLサイズを僕は選んでみた。実際に持ってもやはりコンパクトに感じる。なおサイズ関係なく底の長さは同じなので、抽出効率は同じだそうだ。
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カラーは「Clear」と「Glossy Black (Lサイズのみ)」の2色展開。ペーパーフィルターは Karita ウェーブのもの (Sには155、Lは185サイズ) を使えるので経済的にも嬉しい。
V3 Base recycled plastic
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OREA は「Precious Plastic」という、プラスチックをリサイクルする方法やマシン、道具などの知識を提供してくれるプロジェクトのサポーターだそうで、そこで培ったノウハウを活かして開発したのがこの『V3 Base recycled plastic』だ。
再利用しているものは以下の3つ。全てイギリスで使われたものを捨てられる前に回収・清潔な状態にして、職人によって整形されている。触り心地はサラッと滑らかで、再利用感のあるザラっとした部分もあった。
⚪︎ペットボトルのキャップ
⚪︎お弁当などの持ち帰り用容器
⚪︎タッパー
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僕が選んだカラーは「Candy」。ピンクやホワイト、差し色にはイエローが入ったまさに海外産キャンディーのような見た目だ。他には「Punk」や「 Galaxy」、「Rainbow」「Smoke」など5色展開。再利用した個体の差は想像の5倍大きい。
またドリッパーにはめ込むときは想像の3倍力を入れないと付けられないけど、再利用したプラスチックはとても頑丈。簡単には割れそうにないので思いっきりはめこんでOK!
Orea – Sense Carafe
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個人的に一番惹かれたのが『Sense Carafe』。アルゼンチン出身のインダストリアルエンジニア・Lautaro Lucero 氏と協働で開発したもので、パーフェクトな持ち心地と注ぎ感を求めた結果、このフォルムに至ったそうだ。
また『Orea Brewer』とペアで使った際に、美しく見えるフォルムに仕上げられている。素材にはホウケイ酸ガラスを使ってるため衝撃にも強い。容量は400mlあるものの、そこまで淹れると熱くて持てなかったので実質300mlがMaxだろう。
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外観的なレビューをすると、まずこの底面。中央が盛り上がってて個人的にはすごく好みのデザインだ。そして名に「Sense (=感覚)」を冠するとおり、抽出後に攪拌するとアロマを感じやすいように設計されてる。
一見 Kalita サーバーに似てるけど、 Sense Carafe の底まわりは滑らか曲線を描いており、コーヒーをより撹拌しやすかった。ただ注いだときに完全に液垂れしない訳ではないので、注いだら注ぎ口をカップに沿わせて拭き取るといい。
Orea – Sense Glass
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同じく名前に「Sense」を冠する『Sense Glass』もアロマや甘さ、スペシャルティコーヒーに覚える華やかさを感じやすい。飲むときにグラスの中央に鼻がくるように設計されていて、香りがふわっと広がるのをたしかに感じられた。
重さは約85gと軽く、ガラスの厚みは薄め。容量は275mlなのでたっぷりコーヒー派には向いてないけど、個人的にはホットコーヒー用に絶妙なサイズ感だった。アイスの場合は氷を考えるとギリギリといった感じ。でも可愛いから使う。
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パッと見はグラスのように見えず、サーバーとして使うの?くらいに思ったが、実際は上部が絞られたデザインのおかげで持ちやすいし、口当たりもすごく良い。スルッとコーヒーが流れ込んでくる。Orea Brewer を置いても違和感なく使えた。
まとめ:クーポンコード適用で今なら送料OFF!
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こんな感じでイギリスのコーヒー器具ブランド『OREA』のプロダクトを紹介してみた。最近は海外のコーヒーブランドから新しいプロダクトが次々に生まれ、しかもそのほとんどのデザインが斬新ときた。これからも色々試していきたい。
なお今回頂いたオリフィー読者限定の送料OFFクーポンは、カート内に OREA 製品がひとつでも入っていると適用されるようだ。これを機に OREA 以外の海外コーヒー器具もチェックしてみてはいかがだろうか。
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