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持ってワクワク、飲んで感動。カナダ発『KRUVE (クルーヴ)』 のコーヒーグラス【レビュー】

コーヒーの風味を増幅させるダブルウォールグラス。

KRUVE (クルーヴ) 、という名を聞いたことはあるだろうか。僕は以前からそのグラスのデザインが好きで、海外の公式アカウントの投稿を時々いいね!していた。もしかすると「Sifter Base」という、コーヒー粉の大きさを振るい分ける道具の方が有名かもしれない。

今回は KRUVE の正規代理店の担当者さんから「お好きなグラスをお選びください」と快く言って頂いたので、遠慮なく3種類も送っていただいた。あまり結露しないグラスはこれからの時期にもぴったりだ。

KRUVE 断熱ガラス製品 – BMT SELECT SHOP

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KRUVE (クルーヴ) のコーヒーグラスウェアについて

EQ GLASSWARE
IMAGINE Milk glass

KRUVE はカナダのトロント発のメーカー。グラスは割れやすく繊細なように見えるが、ホウケイ酸ガラスを使用するため耐久性が高い。食洗機にだってかけられる。気遣いせず使えるので、HARIO のグラス同様、ついつい使い倒してしまう。

人間工学に基づいたであろう持ち心地も、良い。開封すると、PCの背面に貼りたくなるステッカー。ちなみに今回送ってもらった『EQ GLASSWARE』と『IMAGINE Milk glasses』のほかに、エスプレッソ用のグラス『PROPEL』もある (グラスはどれも2個セット) 。

僕はドリップコーヒーとカフェラテを自宅で飲む機会が多いので、エスプレッソ用のグラスは見送った。それでは早速2つのシリーズを紹介していこう。

EXCITE & INSPIRE | EQ GLASSWARE

EQ GLASSWARE』シリーズが好きな一番の理由がこれ。見た目以上に容量が入る!公式サイトには “容量150ml” と記載されてるが、それは中心のラインまでの量。実際は余裕を持って 200ml ほど注げた。

また浅煎りなら『INSPIRE』、中深〜深煎りなら『EXCITE』といった具合に、特定のフレーバーノートを増幅、または柔らかくするための科学的な設計が施されているそうだ。実際に飲むと “香りの増幅” という意味が分かった (経験上、こういうのは口説き文句だけのときが多いが今回は別) 。

なお INSPIRE だけを2個のセットと、その逆、EXCITE だけを2個のセットも販売されている。僕は両者の違いを知りたかったので、各グラスが入ってるセットをお願いした。絶対にこっちがおすすめ!

© 2022, KRUVE

EXCITE | EQ GLASSWARE

下半分はダブルウォール。なので熱さが手に伝わりにくく、冷たいドリンクを注いでも持つ箇所が結露しない。上半分で結露した水滴が下まで垂れてくる心配もあまりなさそうだ。1時間ほどで1~2滴ほど垂れるイメージ (環境にもよる)。

なお保温・保冷も通常のグラスよりは効いてるが (なんせ半分なので) 、やや劣る気はした。

公式によると、EXCITE の特徴は「液体が空気に触れる面積を大きくし、コーヒーの刺激的な香りを閉じ込めて循環させながら、酸味を和らげ、甘みを高めてくれる」こと。実際に飲むとたしかに深煎りはマイルドに感じやすい。

倒れにくい印象も受けた。僕は最近、ミルク120mlをエスプレッソ30mlで割り、氷を浮かせてアイスカフェラテにするのがブームだ。EXCITE だと大きめのロックアイスも難なく入るので、ダブルウォールと相まって氷が溶けにくい。

INSPIRE | EQ GLASSWARE

浅煎りコーヒー好きの人、レモンや柚子などの柑橘系ドリンクを飲む人におすすめなのが、INSPIRE 。容量は EXCITE と同じ 150ml ながらも、スタイリッシュなデザインが気に入って僕は INSPIRE の大ファンだ (洗いずらさは否めない) 。

特徴は「筒のような狭い内部設計がコーヒーのアロマを最大限に強化する」形状。 酸味を高めながら、香りを一か所に集中させるようだ。そのためお気に入りの飲み方は、スーパーでも売ってる柚蜂蜜の素?を水と氷で割るだけのシンプルなドリンク。

それでもいつもの柚蜂蜜とは思えないくらい、酸味を含む柑橘系の香りが増幅するのだ。美しい見た目も相まって心が躍る、、!ドリンク全般で見ると、”香りを楽しむ” という面では INSPIRE の方が活躍するシーンが多いかも。

IMAGINE Milk glasses

カフェラテに適しているのが『IMAGINE Milk glasses』だ。こちらも人間工学に基づいて考案されたデザインのため、見た目以上に持ちやすい。サイズ展開はこちら。

⚫︎ 150ml / 5oz Cortado (コルタード)
⚫︎ 200ml / 6.5oz Cappuccino (カプチーノ)
⚫︎ 250ml / 8.5oz Latte (ラテ)

© 2022, KRUVE

僕はカフェラテをたっぷり飲みたいので、「250ml」一択だった。最初は少し大きいと感じたが、使ううちに慣れてきた。この球形のデザインのおかげで、ガラスを斜めにしてもラテアートを崩すことなく最後まで飲めるようだ。 

またラテアートもしやすいとのこと。そこで、ラテアート日本一にも輝いたご経歴のある『Life Size Cribe』の吉田さんにお願いして、素敵なアートを2種類も描いてもらった。ミルクを注いだ感想を伺うと、普通に注ぎやすい、とのこと。でも人によっては慣れが若干必要なようだ。

まとめ:見た目で気分が上がるのは大前提

コーヒーの風味を増幅してくれるのも魅力的だが、その前提として、”デザインで心が躍る” というのは、ものを使う上で大切だと改めて感じさせられた。この夏はほぼ KRUVE を使う予感。それほど病みつきになりそうだ。

価格は EQ GLASSWARE のセットが8,400円 (税込) 、IMAGINE Milk glass のセットが6,900円 (税込) 。高いようにも感じるが、1個あたりだと妥当な気も。人気のためすぐ売り切れてしまうようなので、在庫があればチェックしてみてほしい。

KRUVE 断熱ガラス製品 – BMT SELECT SHOP

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