Brewista の電気ケトルで思い描いたとおりに注ぐ。プロが愛用するのも納得だ。【レビュー】

ドリッパーに極限まで近づけて、直感的に注げるドリップケトル。

このケトルの良し悪しはぼくがレビューするまでもなく、プロたちのお墨付きだ。大きな曲線を描いた「グースネック」と呼ばれる抜群に注ぎやすいノズルはもちろん、保温や一度単位での温度調節といった高い機能性から世界中で評価されている

先に伝えると価格は税込24,200円とかなり高い。が、”家電は長く使うモノ” という性質を考えると、下手に1万円前後のケトルを買うよりはその倍を出してでも Brewista (ブリューイスタ) の電気ケトルが個人的にはおすすめ。

記事執筆時点で2ヶ月ほど使ってみたので、その感想を早速レビューしていきたい。

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Brewista (ブリューイスタ) の『Artisan Gooseneck Variable Kettle』について

こちらが今回レビューしていきたい Brewista (ブリューイスタ) の電気ケトル。Brewista は2014年にアメリカで誕生したブランドで、ロゴマークの「B」にはカップから湯気が立つ様子がさりげなく施されている。

そんな電気ケトルはプロのバリスタからのフィードバックと、ロースターやエンジニアの協力のもと開発されたのだそう。

圧倒的にハイスペックだと感じたのはやはりお湯のコントロール性能。ドリップ中に感じる「コーヒー粉にしっかりお湯を当てられたら合格!」のような遊び心は満たされ、そこに注ぎたかったんじゃない…と肩を落とすことも減った。

豊富なカラー展開は、昨年10月に新しく発売されたシンプルでシーンを問わずに使えるモノクロの2カラーと、

これまでバリスタに愛用されてきた、木目がチャーミングな定番の3カラー(容量は全て0.6Lで、ステンレスのみ1.0Lもある)。

ぼくはピュアホワイトのシンプルな可愛いさに惹かれ購入してみた。その表面はマット < つるりとした質感で、少しキラキラする素材が散りばめられている。実はピュアホワイトのみ電源ベースが白色な点もお気に入り

Brewista:Artisan Gooseneck Variable Kettle



【サイズ】ケトル(0.6L):幅31×奥行14×高さ18cm

     電源ベース:幅23×奥行19.5×高さ5.5cm

     コード長:(約)120cm

【重さ】約1355g (電源ベース含む)

【素材】ステンレス

【容量】最大600ml

【価格】24,200円 (税込)

購入理由 ①:1度単位で温度調節ができ保温もできる

「1度単位で温度設定ができる」

コーヒー豆にとって温度はスゴく重要。たとえば深煎りの豆は熱により細胞の壁が弱くなっているので、熱めのお湯を注ぐと余分な成分までもが抽出されてしまう。そのため低めのお湯を注ぐと良いとされている(逆もまた然り)。

そのルールに則り、ぼくは豆の煎り具合に合わせて90度から94度のお湯で淹れている。これを忠実に再現してくれるのが Brewista だ。

購入理由 ②:「グースネック」により至近距離からドリッパーにお湯を注げる

このケトル名の一部にも抽出された『Goose neck (グースネック)』というワード。

まるでガチョウの首のような曲線を描く「グースネック」ノズルにより、ほぼ垂直にお湯を注げるし、湯量の調節も簡単にできる。

しかも大きな曲線により、ドリッパーにかなり近づいて淹れることだってできる。淹れるときはケトルの注ぎ口がコーヒーの粉に近ければ近いほど、お湯をコントロールしやすい訳で、それが普通のケトルでは案外難しかった。

保温や温度調節の方法など

──全く難しくない操作方法をここでサラッと説明しておくと、「+」「ー」のボタンで1度単位の調節を行い、右下の湯気マークのボタンを押すと保温もしてくれる (緑のランプが点灯) 。

不便に感じるとしたら、ケトルを電源ベースから離すたびに保温が解除され、戻すときに保温ボタンをまた押さないといけないところ。

そのほかには急速沸騰やタイマー機能、大まかな温度のみを設定できる温度設定ボタンも付いてるので、機能性は文句なしに高い。

【大まかに設定できる温度】

40℃・50℃・60℃・70℃・80℃・85℃・88℃・96℃・98℃

2ヶ月ほど実際に使ってみた感想

⚫︎より軽い注ぎ心地に。人間工学に基づいて設計されたハンドル

⚫︎設定温度に到達するのがはやい

⚫︎電源ベースはやや大きく感じるかも

より軽い注ぎ心地に。人間工学に基づいて設計されたハンドル

「人間工学に基づいて設計されているから誰の手にもフィットします!」

この謳い文句はコーヒー器具関連のブログを運営していると本当によく見かける。ただそういった器具を実際に使ってみるとそこまで感動しない…、なんてこともあった。

が、この「グーステイル」と称されるハンドルは、ギュインとカーブしているためドリップする時の手に気持ちよく馴染んでくれた。ハンドル自体もかなり大きいので、成人男性でも無理なくホールドできる。

質感は、ボディのつるりとした感じとは一変、マットな仕上がりに。ハンドルが木目のタイプは実際に触れたことはないが、Brewista Japan に確認してみたところ同じくマットな質感なんだとか。

※注意してほしいのは、持ち方によっては “逆に注ぎにくい” ということ。

購入した当初は片手だけで持っていたけれど、それだとたくさんのお湯(ぼくの場合は約250ml以上)を注いでるときに、ケトル自体が中のお湯に引っ張られて狙ったところに上手く注げなかった。

その場合は左手をケトルの下に添えることにより、注ぎが格段に安定する。両方の手を使いドリップするイメージ。インスタグラムでもこの持ち方をしてるバリスタが結構いるので、バリスタ界では定番なのかも。

設定温度に到達するのがはやい

──どのくらい早く温度が上昇するのか。

300mlの水を92度にセットしたときの、設定温度に到達するタイムをはかってみた。すると22度からスタートした温度は、2分4秒38で設定した92度に到達した。なんなら200mlで計測をスタートしたら、1分半もかからない時間でゴールテープを切る。

もちろん使用環境によって多少の誤差はあるだろうが、それでもめちゃめちゃはやい。FELLOW の電気ケトルでも測ってみたところ、ほぼ同じ結果だったので、これが執筆時点における電気ケトル界の限界値なのかも。

FELLOW に比べると、電源ベースは大きく感じるかも

Brewista を購入してから約1ヶ月間、特にその電源ベースについて文句は無かったが、わが家に FELLOW のケトルを迎え入れてからというもの、ちょっとぽっちゃりした印象を持ちはじめた。

見た目はすごく可愛い。まだ幼い頃に砂浜で貝殻拾いをしてたとき、こんな形の貝殻を拾っては母親に見せびらかしてたっけなぁ。といった具合に、そのフォルムは気に入ってる。が、少し大きすぎる貝殻に見えてきた。

FELLOW の電源ベースがあまりにもコンパクトなのだ。

ただ Berwista の電源ベースには強化ガラスが採用されていて、汚れが付いても簡単に拭き取ることができる。これが長く愛用する上ではかなり便利な気もする。

まとめ

こんな感じで Brewista (ブリューイスタ) の『Artisan Gooseneck Variable Kettle』を使った感想をレビューしてみた。正直想像以上に使いやすかった。インスタグラムで見かけるバリスタがみんなして愛用するのもそりゃあ腑に落ちるわ、、。

まとめ

【使ってみてココが良い】

  1. 1度単位で温度設定ができ、保温もできる
  2. ドリッパーにかなり近づいてお湯を注げるからコントロールしやすい
  3. グーステイルと称される持ち手が手に抜群にフィットする
  4. 設定温度に到達するまでが速い

【ココは少し気になる】

  • ケトルを電源ベースから外すと保温が解除される
  • 価格は24,200円(税込)と電気ケトルの中では高い
  • FELLOW に比べると電源ベースが大きい

これからの ORIFFEE の写真には頻繁に登場するであろうケトル。5月31日まで緊急事態宣言が延長され、まだまだお家時間はたっぷりありそうなのでより一層使う機会が増えそうだ。

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