軽い注ぎ心地と一定の湯量、アナログ温度計も付いたコーヒーポット。
これまで僕が愛用し続けている FELLOW (フェロー) の電気ケトル。今回はそのアナログタイプが Kigu Coffee より登場している。夏の外コーヒーに向けて直火OKのドリップポットをちょうど探してたので、ありがたく頂いた。
使う前から気になっていた「同ブランドの電気ケトルとの違い」についても最後に書くとして、『Stagg Pour-Over Kettle』を使った感想を記事でお届けしよう。
FELLOW | Stagg Pour-Over Kettle
こちらがサンフランシスコを拠点とするコーヒー器具メーカー・FELLOW の『Stagg Pour-Over Kettle』。触り心地は EKG 電気ケトルとまったく同じほのかにマットな質感で、ハンドルからは顕著にマットさを感じられた。
実質容量は十分すぎる1.0L。価格は13,750円 (税込) と、海外発のコーヒー器具にしては意外にも良心的だ。カラーはブラックの一択。本国には他カラーもあるので、電気ケトル同様、追加での国内リリースに期待したい。
Stagg Pour-Over Kettle の特徴とか仕様とか
- 1度単位で刻まれた温度計
- 細いノズルで一定の湯量を注ぎやすい
- 重さを感じにくいバランスハンドル
1ヶ月半使用した感じ「これがあればなぁ」という点は正直なかった。ただしラッセルホブスのカフェケトルのように、ドリップだけでなくカップ麺にもドバドバ注げるような幅広い湯量調節は難しい。コーヒーポットとしては申し分なしだ。
2度単位で刻まれた温度計
蓋に温度計が備わっているのはやはり嬉しい。コーヒーを抽出するために湯温のコントロールはとても重要で、僕の場合、深煎りは83~86度、浅煎りは91~93度で淹れることが多い。その温度をドリップ中でも把握できるのが最高だ。
水温を20度から測れる分、白湯なんかを飲むのにも向いている。ただし目盛りの感覚は狭めで2度単位。まあ90~96度の範囲は赤枠で囲まれているので、目印的に活用すると温度を確認しやすく、個人的には気になってない。
細いノズルで一定の湯量を注ぎやすい
FELLOW のノズルはその先が少し丸みを帯びているめ、お湯を細く、かつ量を一定に保ちながら注ぐことができる。ポットを傾けてもドバッと出ないので、初めてこのポットを使う人も注ぎやすいと思う。
重さを感じにくいバランスハンドル
まるで太い枝のような見た目のハンドルは、手のひら全体でギュッと握ることができ、お湯を入れても重さを感じにくい。600ml 以上入れるとさすがに重いけど、それでも他のポットに比べたら軽く持てる方だと思う。
インスタを眺めてると FELLOW ポットの持ち方は人によって違うが、個人的にはこの持ち方がおすすめ。ホールドしてる感が一番あり、お湯がたくさん入ったポットを傾けても手がハンドルに引っかかる。お湯のコントロールがしやすい。
Fellow『Stagg EKG 電気ケトル』との違いは?
電気ケトルならではの温度調節ができない分、アナログ温度計が付属したのはもちろん大きな違い。なんだけど、「サイズダウンしたのに容量はアップ、しかも軽い!」というのが何より嬉しかった。
見た感じは EKG 電気ケトルの方が明らかに大きいけど、その仕様上、容量が制限されるため Pour-Over ケトルの方が軽く、実質容量も0.1L多い1.0Lまでお湯を入れることができる。
また蓋の外枠には電気ケトルによく見る “返し” がない。なのでスムーズに開閉できた。なお Kigu Coffee から発売されてる EKG 電気ケトルには木製ハンドルを付けれるが、サイズが小さい Pour-Over ケトルはできないようだ。
まとめ:涼しくなったら外コーヒーに使いたい
こんな感じで FELLOW 『Stagg Pour-Over Kettle』の特徴や使ってみた感想を綴ってみた。FELLOW への憧れを持ってる人はコーヒーラバーに多いように感じるけど、それが1万円台前半で手に入るのはかなり魅力的な選択肢だろう。
そうそう、外コーヒーをしたいと言いつつあまりの暑さに結局行けてないけど、直火もOKなので少し涼しくなった頃にはアウトドアに持ち出したい、、!気になった人は Kigu Coffee でぜひチェックしてみてほしい。