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再びアナログの道へ。大きな温度計が象徴的な Beasty Coffee (ビースティーコーヒー) のドリップケトル【レビュー】

こんなアナログケトルが欲しかった。

今持ってるアナログケトルは3つ。どれも好きだけれど、温度を確認しやすい電気ケトルを購入してからというもの登場回数が少し減った。温度計が読みにくかったり、かと言って別に温度計を付けるとデザインに不満が溢れたり…。

そんな中、Beasty Coffee のドリップケトルが今すごく熱い!何が熱いって、センスが光る見た目に加え、大きな温度計でストレスなく温度を確認できるし、ハンドルが熱ければ専用のレザーを付けることだって可能だ。

この弱点のなさが完全にドツボだったので、ここ最近は電気ケトル以上に使ってる。早速その感想をレビューしていこう。

Contents

Beasty Coffee (ビースティーコーヒー) のドリップケトルについて

──こちらが改めて紹介していきたい Beasty Coffee のドリップケトル。美しいデザインも然ることながら、前述のとおり蓋には視認性の高い大きな温度計を設けるなど、機能性にもとびきり力を注ぐ本気ぶり

それもそのはずで、このケトルの監修はジャパンハンドドリップチャンピオンシップなどで優勝経験もある、尾籠一誠氏によるもの。容量はたっぷり700mlのため、幅広いシーンで活躍してくれる。

カラーは「グロスシルバー」「グロスカパー」「マットブラック (おそらく現在は販売されてない)」の定番カラー3種。ぼくが使っているグロスシルバーは、Karita のステンレスポットほどの反射感はなく、落ち着いたシルバーといった感じ。

価格はグロスシルバーで税込14,300円 (Amazonのみ15,900円) 。鮮やかな銅色のグロスカパーは19,800円と、ドリップケトルにしては割高だが、生産はステンレス加工技術がとにかく高い新潟県燕三条ということを考えると、全然アリな価格だ。

Beasty Coffee:ドリップケトル



⚪︎サイズ:(約) 幅23×奥行10.8×高さ16cm

⚪︎容量:700ml (実用容量)

⚪︎︎︎重さ:約476g

⚪︎材質:ステンレス(グロスカパー:銅メッキ、マットブラック:焼付塗装)

⚪︎機能:IH・直火対応 (弱火)

忠実に再現しているブランドコンセプト

早速外観をレビュー!の前に、サラッとでも構わないから書き記しておきたかったのが Beasty Coffee のブランドコンセプト。というのも、次に綴っていくこのケトルの外観にはコンセプトがしっかり表現されているから。

「ビースティーコーヒー」はインテリアとして、道具として、

部屋に置いておきたい人に伝えたい

そんな気持ちになる、プロが使えるコーヒー器具や

生産者から届けるコーヒー豆を提供するブランドです。

Beasty Coffee 公式サイト

こういうコンセプト、すごく好きだ、、。ぼくの中でコーヒーを淹れる体験は、一部リラクゼーション的な要素も含んでおり、その満足度は道具たちのデザイン性にも大きく左右される。

インテリアとしても、道具としても「部屋に置いておきたい」美しい筐体。そしてそのケトルを「人に伝えたい」のはまさに今執筆しているぼくが一番感じている。それでは早速外観をレビューさせてもらおう。

インテリアとしても重宝したい外観レビュー

⚫︎ 細いノズルの先は切り口が大きく、注ぎやすい

⚫︎ 大きい温度計がとにかく見やすくて便利

⚫︎ 専用のレザーカバーを付けてデザイン性&耐熱性UP

細いノズルの先は切り口が大きく、注ぎやすい

ノズルの先はこんな感じで、切り口がかなり大きくなっている。大きければ良いわけではないが、細いノズルに大きな切り口を持つケトルは「細くも注げるし、太くも注げる」というオールラウンドな印象を持っている。

なのでこのケトルさえあれば、丁寧にコーヒーやお茶を淹れられる上に、普通のケトルほどではないもののカップラーメンなんかにも勢いよくお湯を注げる。

またノズルの傾きが “若干” にとどまっているため、ドバッとお湯が出ることがないのも嬉しい。斜めすぎると収納する際に少々邪魔だったりもするので、その辺りも「部屋に置いておきたい」を考えていたりするのだろうか。

大きい温度計がとにかく見やすくて便利

Simple Real
Beasty Coffee

改めて紹介したいのが、ロゴマークがアクセントの温度計。以前紹介した Simple Real のケトルの蓋にも温度計は付いていたが、本体のサイズ感がひとまわり小さい分温度計もかなりミニマル。

しかも目盛りが2度単位で記されていたため、視認性がかなり低いのが難点だった。が、Beasty Coffee のドリップケトルは温度計自体が大きく、目盛りも1度単位。蓋から取り外すこともできる。

60度から測れるため、白湯など低い温度を測りたい場合には不向きだが、コーヒーやお茶を淹れる上では間違いなく活躍してくれる。アナログケトルでこの機能性、正直個人的には使わない理由がない。

専用のレザーカバーを付けてデザイン性&耐熱性UP

もしも持ち手が熱いと感じたら、国産の本革を使用した専用レザーカバー (別売り) を付けることだって可能。カラーは「グレー」「ブラウン」「ブラック」の定番3種

個人的には親指を添えるところが若干熱かったので、ブラックのレザーカバーを購入してみた。持ちやすさが特に上がるわけではなかったが、親指部分の熱さを感じることがなくなり、何より格好良くなった、、!

ただ難点を挙げるなら、使い始めて最初のうちはレザーの細かな端きれが手に付いてしまうこと。サッと払えば取れてはくれるものの、個人的にはちょっと気になるポイント。

Beasty Coffee のケトルを実際に使ってみた感想

⚫︎ 温度計の縁はゴムのため質感が良く、指を添えて注ぎやすい

⚫︎ ハンドルは一般的な持ちやすさ。でもレザーカバーを付けると格好良くなる

⚫︎ 温度計の針は思ったより長くて、慣れるまでは怖かった

ひと通りBeasty Coffee のドリップケトルを紹介してみたところで、実際に使ってみて感じた良い点や気になる点も併せて綴っておこう。

淹れるときはこんな感じで、ハンドルを持ってない方の手は温度計に添えると安定して注ぎやすい。「熱くない?」と思うかもしれないが、温度計周りはゴムでできているため熱が伝わってこない

また100度のお湯をケトルに注ぐと大体90~92度になってくれるので、シームレスに淹れ始められるのも嬉しい。

ちょっと怖いのは温度計の棒。如何せんこのサイズ感は使ったことがなかったので少し長く感じる。いや、結構長く感じる。慣れるまでの辛抱だろうが、生まれ持ちの先端恐怖症がフルに発症してしまう。

ハンドルは「なんだこれ持ちやすい!」とまでは行かず、普通に持ちやすい。といった印象。ただレザーカバーを付けられるのはこのケトルの特権。デザイン性では逸脱してる。

余談だが、購入したときは蒸気孔が温度計の下にくるようになっているが、このままだと淹れてる時やお湯を捨てる時に蒸気が手にあたり熱かった。なので温度計を回転させて、蒸気孔を温度計の上にして使ってる。

まとめ

こんな感じで Beasty Coffee (ビースティーコーヒー) のドリップケトルを使ってみた感想を記してみた。やはり温度計の見やすさは逸脱。指を添えることにより注ぎも安定させてくれるのだから、個人的にはかなり理想的だ。

温度計の59度以下の目盛りをなくし、代わりにロゴを施したのは、まさにインテリアとしての価値を高めるためだろうか。と、勝手に想像を膨らませたりしている。Beasty Coffee のおかげでアナログケトル熱が再沸騰してきた。

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